Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

ついにやってしまった・・・神田神保町店(今年12杯目)

 昨晩はやや飲みすぎてしまったので、メシは1日食わなくてもいいかなぁと思いつつ、昼ごろにはすでにラーメン二郎PC店を開いている始末。もう自他共に認めるジロリアンになってしまったのか…。
 しかし外はあいにくの雨模様。正直こんな日は外に出たくない。遠出したくない。電車に乗ってどこかへ行くなんて思いもしない。でも腹は減った。用事もある。だから近くの「つけ麺屋やすべえ」で食おう、ついでに振込もしてこようかと渋々外へ。


 ・・・いつの間にか神保町駅に到着(マテ)。いや、普通に振込をし終わったら目の前に駅があってそこn(ry
 どうしようもないほどのバカになりつつありますがそれはそれ。12時40分ごろ神保町店に到着。待ち列は8人ぐらい。やはり雨のせいか列は短い。昨日も書きましたが、やはりふだんからこれぐらいが(略)。昨日より雨の勢いが強いので、待っている間に結構濡れてしまいました。そのせいか、今日は無理やり店内に入ろうとする客が多いみたい。入り口から人が溢れてるよ(笑)。
 15分ぐらいで店内へ。食券を買って自販機のところで待機してると、後続の学生2人がこれまた無理やり食券を買おうと突入してくる。狭い! だから、食券早く買っても、早く食べられr(ry
 そんなこんなで店内待ち席で大きさを聞かれます。今日は髪の長い助手さんですので、覚えてもらってますから

 「大ですか?」


 「麺増しで」



 ・・・あれ? 俺、何口走ってるんだよぉぉぉぉぉ!?!?!? 腹減ってるとはいえ、よりにもよって深酒の翌日。こんな体調の日に初挑戦しなくても! …言ってしまってからずっと、ヘンな緊張感でイッパイでしたよ。ドキドキドキドキしながらドンブリを待つ・・・。

 少しして、トッピングを聞かれたとき、緊張のあまり「ヤサイ!・・・マシの・・・ニンニクマシで」とコール。おいおい、心に思ってた「ニンニクマシマシのみ」のコールはどこへいった!?(笑) もはや「ヤサイ」は条件反射で出てくる言葉のようです俺。ああ、ヤサイ増しで食いきれるのか俺。


 数分後、麺増しのドンブリが目の前に登場…・・・初の青丼はデカかったです。これ以上ないってくらいの重さ。カウンターに下ろしたときにすでにギブアップ気味。俺の本能が告げている。これはヤバイ、ヤバすぎるっっ。
 というわけで、絶望に打ちひしがれていても仕方ないのでいただきます。まず、ヤサイはいつもと同程度乗ってました。食います。ブタも、昨日よりはカタめでしたがいつもどおりで美味い。スープは・・・かなりマイルド。一瞬カラメでもよかったかなと思いかけましたが、青丼はどうやら底のほうにカエシが溜まっているというハナシもありましたのでそのまま。麺は……麺が、麺が……これはもはや呪いなのか!?と思うぐらいドンブリに入ってます。ギッチリというかミッチリというか、とにかく隙間無く。多すぎてもはや量がつかめませんので、ひたすら貪り食います。となりの席の学生達が「小が可愛くみえるよ・・・」と呟いていましたがそれ激しく同意(笑)。これはスタートダッシュでどうにかできる量ではない。

 さらに数分後。冷や汗流してる俺(ぉぃ)。半分ぐらい?食べたようなそうでないような感じになったところで、ペースがガクンと落ちる。目の前にはまだ普通の大以上(にみえる)麺が残ってます。このあたりからもう「どう謝ってドンブリ上げるか」しか考えられなくなってきた(笑)。いつもは飲まない水も、ちょうど給水機の前の席だったこともあり、おかわりしてしまいます。店主の好意で麺増ししてもらってるのに、残すのは言語道断。でもキツイ。あきらめ半分、それでも根性で手を動かし、口を動かします。「・・・いや、キツイ」とボソッと独り言をいったら、それが聞こえてたのか…待ち客の学生が「気合だよ、気合」とこれまた独り言のように言っていたのが聞こえました。気合、ですか。もう無いです(笑)。

 それでも、中盤から明らかに「食いきれる」ペースじゃない箸の進みかたで、あと小・麺少な目ぐらいまできました。このあたりになってくると希望が・・・見えてきません(;´Д`) 心の中では相変わらず「すみません!舐めてました!」という叫びにも似た言い訳が繰り返されてます。ここらへんからもうスープがぬるくなりかけ、それによりアブラが固まってきた印象を受けてます。麺も、もはや小麦粉の塊としか認識しなくなり、いつもの極上の美味さのラーメンからは印象がかけ離れた食物に。心と身体が完全に乖離した状態で、なお箸を進める俺。

 救いにも、同ロットの客も食うのが遅めで、俺だけ孤立、というわけではありませんでした。その客のペースを確認しつつ、もう「同ロット客いなくなったら、あきらめよう」と思い、死に物狂いで食う、食う、食う。もはや味なんてないもの同然(最悪だ俺)。とっくに限界なんて超え、水で流し込んでるも同然の状況。







 ……同ロットの最後の客が席を立ったとき、俺のドンブリから麺が消えました。







 「すみません!舐めてました!」という言葉は、「ごちそうさまでした!」のいつもの言葉に代わり、店主の「食ったねぇ〜!」という最高のお言葉を頂戴して、もはや思い残すことはなし! 「いや〜、キツかったです」と、こちらとしても最高の褒め言葉で答えて外に出ました。
 外の雨が、こんなに心地いいとは!(笑) ここ一年ぐらいで最高の達成感を味わえました。残念ながら…味わう余裕がほとんどなかったのと、胃が破裂しそうな状況は、まだまだだなぁと反省しきりですが、それでも俺よくやった。これで正式にジロリアンの仲間入りでしょうか。嬉しいのか悲しいのか(笑)。


 以上に伴い、ブログ名に「二郎」の文字を加えることにしました。ますます長くなりましたが、これからもよろしくお願いいたします。ちなみに10時間近く立っても全然食欲ありません(笑)。