Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

第2節・マリノス対アントラーズ戦、期待を裏切らない内容でした。

 まあ、極論を言えば、スケールを感じさせない柳沢と、スケールを感じさせる久保を一緒にするな、ということで(暴言)。

 動き出しは天下一品だと思うんですけど、やはり柳沢には・・・スケールがない。他を圧倒するモノがない。明確なゴールへの意志は大黒にかなわず、気迫は大久保の足下にも及ばない。高さは高原もいるし、ポストプレイ他、懐の深さは久保が一番。
 じゃあまるっきり駄目か?というと・・・。俺は覚えていますよ。あのイタリア戦でのダイレクトボレー。ああいうプレイでは間違いなく柳沢は輝く。しかし現状、どうやってもあれはまぐれ当たりだし。う〜ん、どうすればいいのだろう?

 というわけで、やはりここは久保に期待するしかないわけで。身長があり、高さに強い、懐も深い、阿呆みたいなダイレクトプレーもできる、ポストプレーはお手の物、爆発的なスピードがあり、ここぞというときにそこにいる点取り屋資質。そして何と言ってもあの風貌がタマラナイ(笑)。点取らなくても、次の試合には取れるさ!的な期待感は他の誰にも無いもので・・・この試合は特に、そういう点で優れてたかなと思いますよ。

 結局、マスコミのあおりを無視したかのような内容でした(笑)。久保がいることで周りも輝いたマリノスと、柳沢による歪みを修正できなかったアントラーズとでは、チームとしての完成度がまるで違ったということでしょう。これから先、アントラーズもどうなるか分かりませんが、少なくとも今はマリノスが良かった。良すぎた。2、3年前のシーズンの、ツキもある強さが戻ってきた気がしますよ。サッカーは、圧倒的に攻めていても、ポゼッションが出来ていても、負けることがある。むしろそんなもの些細なことと言わんがばかりに、勝利の女神は気まぐれをやらかしてくれます。その勝利の女神を引き入れる術を、今のマリノスは分かっているんじゃないでしょうか? まだ2試合目ですが、この感覚を忘れないように、最後までいってほしいですね。

 どうでもいいが、この試合を録画に失敗してかなりのショックを受けた俺がいますよ! アンテナ線抜けてたよ・・・。勝ち試合こそ、最高の肴になるのに!(笑)