「この青空に約束を―」フルコンプしました。（ほぼネタバレなし）

　ま、丸戸め〜〜っっっっ！！！！！！

　まいった。やられた。もう降参。これが俺の感想です。信者としてはおなかいっぱい、ファンとしては物足りない、何の思い入れもない人には凡作、たぶんそうでしょう。
　・・・いつもなら「プレイしろ」と勧めるところなんですけど、今回は・・・「オマエら、やるな」。この平々凡々で隙だらけで飢餓感を味わわせてくれる物語を、俺は他人に勧めません。なぜならこれは・・・この作品は・・・丸戸信者だけに許された、桃栗三年柿八年の甘い甘い果実だから。

　プレイ前の大まかな予想は、だいたい当たってました。攻略順序も間違いなく、それについては大満足。・・・まあ、最後の３人にひっくり返ったってのは事実ですが（笑）。ありがちと思った伏線にとんでもない爆弾を仕掛けてくるのが丸戸シナリオの醍醐味なので、相変わらずそれに今回も引っかかったってのでひとつ。

　そして、張り巡らせた伏線は、すべて回収されるところもまた丸戸シナリオの醍醐味なわけで。つーか、ああいう回収の仕方はアンチテーゼ以外の何物でもない。９９％の優しさと１％の毒劇物。信者やっててよかったと思えた作品でした。オチなしで、今日はこのへんで。語るには仕事前日はちょいと厳しいですから（笑）。