Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

「この青空に約束を―」もの凄くネタバレしまくりの感想本編その2

 中途半端も甚だしいですが、とりあえず。



 あーっ、もう! 全然まとまらない。明確な答えが導き出せない故、ヘンなところで完全主義者な俺は・・・のたうち回っております。もやもやが晴れない。困った、弱った。


  “つぐみ寮は『箱船』である”と最初に書きました。6人のメインヒロインシナリオでは、その箱船は無事に「約束の日」に降り着くことができました。これ以上ない別れの悲しさと痛みを道標として、各ルートともに未来を予感させるエンドを迎えます。では茜ルートではどうかというと・・・『箱船』は「約束の日」という道標に達することなく“堕ちた”ことになります。7人は先に心がバラバラとなり、現実にも航とさえちゃん先生以外は南栄生島から離れてしまいます。しかし結果、航は立ち直る。
 結果だけ見れば、実はメインルートも茜ルートもほとんど変わらないのです。じゃあいったい“つぐみ寮”の存在は何だったのか? “約束の日”の意味は?

 『無くなることによって、生まれる物語』と最初に書きました。しかし、無くなる・・・ゼロに収束していくことが「決まっている」つぐみ寮ですが、それでも・・・決してゼロに等しくはならない。実は「無くなる」のはつぐみ寮ではないんです。


 2回目で終わらせるはずだったのですが、まだ続きます。