Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

漫画をいろいろと。

 まずは「のだめカンタービレ」第15巻。もはや書くことなど何もない! じゃあ書くなよと怒られそうですが、もはやこの作品は感性のみで味わうべきモノに昇華してるんじゃないかと思うんです。ギャグを楽しみたいなら「平成よっぱらい研究所」を読め(笑)。
 千秋の「あれから2年 オレはたぶん いろいろなことを覚悟しておいたほうがいい」という独白がありました。努力を10割糧とする天才・千秋にとって、感性で努力含む全てを吸収していく天才・のだめの恐ろしさを痛感した、ある意味嫉妬とも言える台詞。その後にかかる台詞「オレが見失わなければ−」がたまらなく良い。これからさらに期待です。そして絶対書くべきあのシーンをあえて無視する俺が最高(笑)。買って読め。


 「舞−乙HiME」第4巻。完全オリジナルシナリオが快調。何より作画が素晴らしい。決して漫画として読みやすいとは言えない絵ながら、原作に雰囲気までも忠実で、違和感というものが皆無。これは特筆モノですよ! そして何と言っても、マシロくんが格好良すぎ!!!!! スゲーっ! アリカのヒーローっぷりが霞むほど。特に、男とバレたその後がもう…。力無き正義は無力だけど、心を伴った正義には必ず救いの手があるもので。マテリアライズしたアリカとニナが並び立ったページにはゾクゾクきましたよ! アニメさえなければ、20巻ぐらいでゆっくりと盛り上げられたのに、駆け足になってしまってるのだけが残念。次巻が最終巻ということで、どうまとめてくれるのか楽しみに待ちたいと思います。


 「エマ」第7巻(最終巻)。度の強いレンズに換えたときのエマさんの仕草が最高!(それか) まとめようのないストーリーを、「この先真っ暗」という予感を抱かせずにまとめたのは見事としか言いようがない。希望のある未来はいいですよね、やっぱり。これから先は外伝というカタチでお話は続くらしいですが、この作品もどちらかと言えば雰囲気で読ませるタイプなので、違和感なく続くでしょう。楽しみです。願わくば…エレノアに幸多きことを。


 「テイルズオブジアビス」第1巻。漫画として読みやすくは決してないけれど、原作の雰囲気を持ちつつも独自のニュアンスで描かれていて好感が持てます。特にルークは上手く表現されていて、すごく魅力的。むかつき度薄め、人間らしさ多めで原作よりもむしろバランスがいいかも(笑)。ティアはエロさ多めで素晴らしい!!(結局それか) ちゃんと完結してくれれば名作になりうる内容だけに、中途半端で打ち切りだけは勘弁。ファンはこまめにアンケート送るべし!