Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

KOTOKO LIVE HOUSE TOUR 2006 夏 「日本列島を食い尽くせ!駆け回り食べまくり!」盛岡公演レポート


 ライブ当日。単独参戦がほとんどな私としては珍しく友人を伴って会場へ。となると、ありがちなのが油断と遅れです。超余裕ぶって「開場10分前に着けばいいでしょ?」なんて言っていたらホントに開場5分前に着きました(;´Д`) そして・・・出来ていましたよ、入場列が! さすがはKOTOKOさん、こんな僻地にヒトを集められるなんて(ぉぃ)。岩手に住んだことのないヒトには分からないこの感覚! 盛岡にKOTOKOさんがやってくるというだけで大満足ですよ! 問題なのは今の自分の住処が東京だということだけ(笑)。

 5分程度遅れて開場。財布とケータイと水だけしか持ってこない完全ライブ仕様の俺は、当然カメラチェックで・・・・・・水を没収されました Σ(゚д゚lll)ガーン 「マジですか?」と受付でマジ聞きしてしまいましたよ! どうするんだペース配分は。絶対死ぬる。

 フロア説明。ほぼ正方形に近いフロアで、対角2角をステージとドリンクスペースに割いてます。そして定員約170名(らしい)。過去最強にステージが近いです。どのくらいかというと、マイクまで1m(笑)。ステージと客席を隔てるものは単管とビニールテープのみですから! 開演前からその状況を理解した俺たちは、もうボルテージ最高潮!(まだ始まってません)
 そして気になるのは空調。ビルの空調エアコンが1機に、家庭用エアコンが2機(笑)。だってこのライブハウス、店長の手作りですから! スモークマシンもそれほど強力ではないので、バンドメンバーとスタッフの出入りもはっきり見えるのです。ある意味貴重ですよ! まあ、熱いのはどうしようもないですが(笑)。



 定時より5分ほど遅れていよいよ開演です! スモークが焚かれ、照明が落ち、大歓声。vergeの曲とかをリミックスしたイントロが流れ、バンドメンバー登場。またもや大歓声。俺の1m前に加藤さんが!! すげぇ近いよ。そして演奏が始まり、クライマックス(ぉぃ)。横田(からあげ)大先生が煽りまくりで、客もノリまくり!さらにヒートアップ! 満を持してKOTOKOさん登場です!!!




01.Re-sublimity

 一発目からこの曲かよ!?という、何も言えなくなる選曲です。KOTOKOさんの衣装が・・・なんつーか、メイドさんコスチュームをもっとコンパクトにしたような服で、上手く説明できませんが・・・とにかく「可愛いっ!」といった感じなんですよ! そしてこの曲と相まって、今までのクールなイメージとは違って、もの凄く新鮮で良い。そしてそして、やっぱり近すぎる!(笑)名実ともに、手を伸ばせば届く距離ですよ! さらに、ステージがかなり低いので・・・KOTOKOさんと丁度目線が合う。合いまくりです。さすがに最初はちょっと照れた(笑)。
 曲自体は、もう今回のツアーの、この公演でのやる気が恐ろしく伝わってくる感じで・・・水没収されたことなんかすっかり忘れて全力応援。素晴らしく期待を持たせる演奏&スタート。


 ライブアレンジで演奏の切れ目無く、

 「今日は盛り上がっていくぜ〜っ♪」


02.Face of Fact

 非道すぎる2曲目(最大級の褒め言葉)。ホントに2曲でトドメをさされそうになる状況に、観客大悶絶。KOTOKOさんの可愛カッコイイ姿にも惚れるけれど、バンドメンバーの演奏にも惚れる! すべての演奏が手に取るように分かるあの状況、至福すぎます。ハリーのトランスしまくりの熱演とか・・・そんなの目の前で見せられたら、ペース配分なんてやってられるか!(笑)
 もう楽しくて楽しくて仕方なくて、超絶笑顔になってしまう俺含め客多数。それに笑顔で返してくれるKOTOKOさんにこれまた悶絶。目が合ってまた照れる(笑)。



 「改めまして、こんばんはKOTOKOです!」

 「凄いですね。近い!(笑)近いよ!! 照れますね(笑) ・・・私も照れますけど、照れない?」 無茶苦茶照れます(笑)

 「後ろのお客さん見えますか?」 見えない〜という声多数。当たり前です、ステージ低いので。

 「女の子の声が聞こえるね。できれば女の子、見やすいところに送ってあげたりしてあげてね♪」

 「今日はちょっと狭い中・・・満員御礼という感じで、ここ盛岡もチケットSOLD OUTということで、ありがとうございます!」

 「元気なところ、盛り上がっていこう!」

 「ケガしない程度に騒いでくださいね」



 「ここは何と3カ所目! そして盛岡、私初上陸です!」 友人S氏のWelcome盛岡!をはじめ、わんこそば!やら冷麺!やらコールが飛び交う(笑)。

 「メンバーは昨日入ってるんですよ、函館からフェリーで」

 「フルフルだけは東京のC.G.mix〜」

 「私も今朝着いたばかりなんですよ。札幌のほうに。ラジオの収録、全部まとめてやってきちゃいました!」

 「これで安心してツアーに打ち込めるな〜と思ってます」

 「今朝の千歳・8時発の便で来たので、盛岡ぜんぜん見れてないんですけれども・・・見てきた?(メンバーに)」



 ハリー「・・・うん、コインランドリーを見てきました」 非道いっ!(笑)



 「ホント今回は長旅だから、洗濯しどころがキモになってくるんですよ!」

 「なんか食べなかったの? 昨日は?」



 横田大先生「みんな食べに行ったんですけど、俺一人でホテルで寝てた」 非道すぎる(笑)

      「何で何で、え、俺盛岡に来てまでからあげ食べなきゃいけない?」 ここはひとつ、盛食のからあげを(笑)


 タケシくん「・・・食べたっちゃ食べたけど・・・ゴメンナサイ、俺まだ微妙な感じのモノしか食べてない」



 「食べ物はね、今夜お楽しみという感じでね、きっとね・・・スリーナインさんが(笑)」


 「そんなわけでね、盛岡楽しんでいきたいなと思っておりますけれども」

 「今回はライブハウスツアーというこで、曲のラインナップも、結構ノリノリな感じで、KOTOKOベスト的な感じでね」

 「今日は最後まで盛り上がってってください!」



 「さっそく次の曲をやろうと思います!」
 「ファンクラブページの人気投票でも上位に食い込みましたこの曲、“allegretto 〜そらときみ〜”」

 俺、絶叫。



03.allegretto 〜そらときみ〜

 今年上半期No.1ゲームの主題歌であり、今年上半期No.1曲です! 「この青空に約束を」を愛するすべての人に聴いてもらいたかった。少なくとも俺を含めて、会場の何人かはこれだけで大満足だったと思われます。イントロからはじまり・・・極太なallegrettoが聴けた幸せ。うん、この曲は凄かったですよ。特にギターの厚みが! ドラムのグルーヴ感が! 伸びやかなヴォーカルも! 極上の一曲でした。



 続けて、



04.Fusion Star

 隠れた名曲の中の一曲。まさかここで聴けるとは思ってなかったですよ! オリジナルのほうのイントロのイメージが強かったため、一瞬だけ戸惑いがありましたが(笑)。しっかし、よほどのファンじゃないとなかなかお目にかかれない曲だとおもうんですよ、これ。アルバムとかに収録されているわけでもなし、有名作品の主題歌というわけでもない。俺みたいにKOTOKOさん曲目当てでゲームを買い漁る人間じゃないと入手は難しいんじゃないでしょうか? まあこれ以上深くは突っ込みませんが(笑)。
 こちらも素晴らしい演奏が聴けました。特にハリーですよ! ハリー最高! 大好きです! KOTOKOさんを見つつも、その先のハリーに目がいくのも仕方ない!



 「ありがとうございました〜」

 「“この青空に約束を”というゲームより『allegretto 〜そらときみ〜』、ゲーム“あねいも”より『shoo・・・』・・・」言葉に詰まるKOTOKOさん。場内大爆笑。完全に間違えたKOTOKOさん萌え(笑)。

 俺、すかさず『Fusion Star!』とツッコむ(笑)。

 「『Fusion Star』『Fusion Star』! 間違ってないよ!?(笑)」場内大爆笑!

 「『shoo・・・』って言いかけたけどね」



 「2曲とも知ってた人?」場内全員挙手。このへんはノリだからね〜。

 「知らなかったよって人?」誰も挙手せず(笑)。

 「すご〜い! ホントに? 一曲だけは知らなかったかいう人いないの?」ここで初めて挙手が。

 「あ、いたいた! ありがとう、ご新規さんという感じですね」(笑)


 「この2曲はですね・・・我がI'veの・・・王子様?(笑) C.G.mixセンセイの書いた曲になっております」

 「私とC.G.mixさんのコンビで書いてる曲は、結構たくさんあるんですよね」

 「結構人気曲が多いですよね・・・・・・(・∀・)キュンキュンとかね」 大爆笑&大歓声!

 「・・・(・∀・)キュンキュンね〜、いつの日かやりたいな〜と思ってますけど」

 「ま〜ま〜、とっときましょうよ!」


 「昨日、東京で、ライブね・・・O-WESTでしたっけ?」 O-EASTだとツッコミが入る(笑)

 「行った人いる?」「おつかれさまでした〜」

 「どうでした、フルフル?」

 フルフル「一番大きな会場ということもあり、大変盛り上がり、最終日終われました」


 「featuring MELLということもあり、先輩のMELLさん・・・MELL様がね」なぜ“様”と言い直す?(笑)

 「お姉様です。女王様ですよ! ・・・王子と女王のコンビがね、ライブを回っていたんですけど」

 「そんなMELL様・・・すごく最後は大泣きされたとか」 お〜、と声が上がる。



 「次の曲、中沢伴行さんの曲なんですけど・・・中沢さんはね、曲はね格好いいんですけどね」 曲“は”? 場内釈然としない大爆笑。

 「のほほんとした感じの人ですよ」

 「私の曲に例えると・・・3rd・・・違う違う、3rdアルバム出てない!」ひとりボケツッコミ炸裂!(笑)

 「2ndアルバムの“琥珀”? そんな感じですよ」


 「そんな中沢さんの作ったカッコイイ曲を聴いてください。“agony”」



05.agony

 正直、これがまだ5曲目だとは思えなかった。それほど充実した曲のラインナップ。その中にあってもこの曲の輝きは失われないです。ちょっとベクトルが違うというか、やはり中沢氏の曲は“流れ”を感じるんですよ。パルス波ではなく、正弦波といった感じ。いや、tyっと違うな・・・微積といった感じ? ますます抽象的になりますが、そんな印象。特徴のあるイントロから、怒濤のごとく畳みかけるあの感じ、ライブだと心地よく感じる反面・・・あっさり終わってしまうというか、文字通り“流れて”しまうんですよ。ライブ向きと言い切れないところはそこなんですけど、それもまたアリかなぁと思います。
 そして、加藤さんのギターソロが超かっちょえ〜っ!! 目の前で聴きましたので最高すぎ。アンプの具合は微妙でしたが(笑)。



 ハリーの1・2・3・4!から



06.421 -a will-

 原曲そのままのアレンジで、あまりにも胸にスッっと入ってきて驚いた一曲。たぶんこの曲は・・・KOTOKOさんの成長と進んできた道程に合わせて聞こえる、指針とも言えるモノになってるんじゃないかな、と俺は思いますよ。去年聴いたモノとは明らかに別物でしたし、響いてくる波もまた別物でしたから。大切にしてほしい曲です。ファンとしてホントにそう思いますよ。
 そしてバンドの面々も互いに融和し合える良い曲です。こういう地味な曲が俺は本当に好きなんですよ。地味でひっそりと咲く曲こそ、そのアーティストを表してる。うん、大好きだ。



 「どうもありがとうございました!」

 「たまたま2曲続けて中沢さんの曲なんですけど、両方素敵な曲をいただいたなーと思います」

 「中沢さんの曲はね、何かわかんないんですけど、私の曲のときになると・・・すごい音符が詰まっていくんですよ!」

 「agonyの最初のとこなんて、“中沢さん、コレ息継ぎ何処でするんですか?”」

 「それぐらい、私が歌うと思って作ると、何か詰め込みたくなるんだよね〜とかって」やっぱり中沢氏はSだ(笑)

 「“覚えてていいよ”も息継ぎの場所が無いんですけど(笑)」

 「・・・カラオケで歌ったことある人いる?」「めっちゃキツイよね?」「無理なんですよ!」「でも無理を通しますよ私は!」

 「中沢さんね、優しそうに見えて結構スパルタなんですよ」

 「優しい口調で・・・『ごめんね。でも歌って』」 (笑)



 「今歌った421・・・2004年4月21日に“羽”というアルバムでメジャーデビューしまして、そこから大きく一つ段階が上がったなと、見える景色も少しずつ変わったりしてるんですけど、でも変わらない気持ちを、みなさんへの感謝の気持ちを絶対に忘れないぞという意味を込めて作りました」


 「みんなね、記念日とかいっぱいあるでしょ?」

 「お誕生日もそのひとつだよね? ・・・私ね、人の誕生日ですごく覚えられない」 俺もだ(笑)。

 「最近は、聞いたらすぐに手帳にメモを残して、印をつけるようにしてるんですけど」

 「だからといって曲タイにしたわけじゃないんですけど(笑)」


 「こうやってね、ライブを回れるのも・・・スタッフの皆さん、そしてこうやって頑張って弾いてくれる・・・熱いのに負けずに(笑)ね、バンドメンバーとかね」

 「ホントみんなのおかげでね、こうやってライブやれてます」

 「昨日も東京でライブだったという話しましたけど、フルフルだけじゃなくて、スタッフみんな被ってるんですよ!」

 「札幌からね・・・1時間ぐらいしか寝ないで函館公演をやったんです。そしてちょっとしか寝ないで東京に発ったんです」

 「そして昨日の東京を終えた後、ちょっとしか寝ないでここに来てるんですよ!」「スタッフさん凄い!」 場内拍手の渦が!


 「仙台また明日あるので休めないですけど、ゆっくり身体を休めてね、これから長い旅、頑張っていただきたいなと思います」



 「そうやってライブを作っていってるんですけど・・・そんなライブの模様が唯一収められたDVDがあります!持ってる人!」 2本持ってます(笑)。

 「“冬の雫が連れて来た君が聖者だ★HAPPY White X'mas★ ”のライブのDVDが発売されてますが」 行ったよ、との声が多数。

 「来てくれた人もいるんだね?」

 「ちなみに盛岡の人!」 まばらな数。

 「岩手県の人?」 なかなかの数。

 「じゃあ県外から来た人?」 多数。やっぱ多いな(笑)。

 「ちなみに、東北地方の人?」

 「東北以外の人?」


 「いつも遠いところ駆け付けていただいて、やっとね、こうやってね、盛岡に来れることになったわけなんですけども」

 「あのライブDVDでもね、シューティングされてたりとか、かなり緊張の中で歌ったり」

 「・・・あれは私にとって、反省ビデオですね」 大爆笑。

 場内から「裸もあったよ!」とツッコミが。

 「裸?」タケシくん! いきなりハダカコールが! 「まだ早いまだ早い! ちょっとちょっと!」KOTOKOさんからツッコミが(笑)


 「MCのほうも少しずつ上達したんじゃないかなーと思うんですけど、いかがですかね?」 だいぶアドリブ対応が出来るようになったような(笑)。


 「あのビデオの当時は凄くたどたどしくですね・・・『このライブビデオを見て復習してください!』なんていった箇所覚えてますか?」

 「ビデオ持ってない人、何のことやらさっぱりわかんないよね、ゴメンね」(笑) 「説明しましょう」

 「“Shooting Star”という曲があります! 昔からやっていた曲なんですけど、それの振り付けがあります!」

 「簡単な振り付けなので、今回は会場みんなで一緒にやろうと思います!」

 KOTOKOさん自ら振り付け指導。

 
 「・・・OK? OK!? よし、じゃあさっそくやってみましょう! “Shooting Star”!」



07.Shooting Star

 DVDになったライブ以来じゃないですか、この曲。(調べてみたら・・・ROND ROBEのイベントでやってましたね) 振り付けに必死になりすぎて大人しくなる人多数で困る(俺が暴れすぎという話も)。まあそのぶん、しっかりと聴けたわけですが・・・。曲についてはいまさらなのでバッサリ省略。
 歌は超安定で、演奏も含めて完成度が一番高かったと思います。やっぱり数歌ってる曲なのでそうなのかな? まあしかし、正直ライブハウス向きではないな(笑)。何ていっても、振り付けをやればやるほど会場の狭さを痛感する・・・それはともかく、本人の目の前で振り付けってのも、かなり恥ずかしいな(笑)。



 「どうもありがとう〜!」

 「みんな揃ってたよ! イイ感じイイ感じ!」

 「・・・やっぱいいね、ライブハウスってね」「みんなとやってるって感じするな〜」

 「ちょっと柱の陰の人がいてさ・・・見える? 大丈夫?」

 ここで解説。ここ盛岡club changeは、ライブハウスとして作られた建物では本来ないので・・・フロアに2本、直径50cmぐらいの柱が建っているわけです。1本は支障ない位置なんですが、もう1本はフロア右側奥を邪魔してるんですよ。安全対策に市販のカーペットが巻かれているというのは補足(笑)。


 「なるべくちょっとこっちにずれたりとかして、見ていただこうかなーと思ってるんですけど」 ずれる方向は俺の方です(笑)。


 「ホントにどうもありがとうございました!」

 「でも、今のは軽く、準備運動ですから!」(笑) マジかよ・・・そろそろ水が欲しい・・・でも無いよ・・・死ぬる。

 「ちょっと身体あったまったかな〜、ぐらいでしょ?」

 「・・・じゃあちょっと首回してください。首回したほうがいいですよ?」 おっ! 次はあの曲しかない!!

 「OK OK! 普段運動してない方は、今日帰ったらサロンパス、貼ったほうがいいかもしれないですよ」運動してても無意味な部位だとおもいますが(笑)

 「ほんじゃ、中盤戦まだまだいくよ〜っ!!!」 うぉぉぉっっ!!!!



08.Collective

 武道館で見て以来、ライブハウスでぜひやってほしい曲のひとつになりましたコレ。早くも聴けることになるとは・・・。実にバンドらしい曲というか、ライブでやるために作られたような曲なので、その本領を全開に発揮してくれました。そして最大の見所は何と言っても、KOTOKOさんのヘッドバンギング! まるで首がもげる勢いで、髪とともに凄いことになります!(笑) こちらも負けずに死ぬほど振る!振りまくる! 単管に手をかけて、最前列から3列ぐらいまで、もうカオス状態! 頸椎捻挫なぞ何するものぞ(笑)。あんな状態の客席はKOTOKOさんライブで見たことがない! それがすごく面白かったですよ。



 間髪入れずに、ハリー1.2.3.4!から、



09.LAMENT

 アタマのアレンジがこの曲のイメージじゃなかったので、ちょっとビックリ。いつの間にかこの曲に繋がってた、って感じでした。過去のライブでも何度かやってきた曲ですが、今回が一番良かったと思います。何と言っても、曲順の位置が良かった! “Collective”のノリをそのまま引き継いで、ヘッドバンギング続行(笑)。客席のカオスっぷりはもはやとどまるところを知らず、各自何やってんだか分からなくなってる(笑)。もうクラクラどころの話じゃなく、意識朦朧です。いや〜、よかったですよ。感動。思い思いのノリで楽しめるのもまた重要ですからね。そして・・・横田大先生のベースがたまらない!! もうからあげくんなんて呼べませんよ? エロあげ?それはいくら何でも非道すぎます(笑)。



 さらに続けて、



10.Lupe

 を! 意外なところから持ってきたなぁ、という印象から始まり・・・そしてこれまでのノリをそのままに、さらにヒートアップして脱水症状(笑)。どこで休ませる気だよ!? 中坪FISH TONEのイメージが色濃く出た曲で、ポンポンポンと駆け上がる印象。ライブではギターが前面に出ていて、タケシくんと加藤さんの面目躍如ですよ! 上にも書きましたが、加藤さんと俺の曲は1mもないので、堪能しまくりですよ!!
 あー、それにしても凄いことになってます、この中盤戦。基本的にバラード調の曲がないライブですので、満足度と疲労度が完全に比例して、恐ろしいことに。やはりあの没収された水が・・・水が・・・。



 「どうもありがとう!」

 「“Collective”それから“LAMENT”、そして3曲目・・・・・・なんだろ?」 曲名が出てこないKOTOKOさん、これで今日2回目(笑)。

 「“Lupe”!でした!」

 「ちょっとダークな曲ね、3曲! ・・・ダークと言うか、激しかったね!(笑) みんな汗だくです」

 「このステージの上もね・・・みんなの汗が越してベトベトなんだよ」 ヤバイバイバイ!(笑) 俺もその一人だ!

 「みんなアタマ振ってくれたね! サンキューありがとう!」

 「ホントにさっき言ったけど、ぜったい首痛くなるから!(笑)」 すでにムチウチですが(笑)

 「3曲目にやった曲、“Lupe”と言う曲なんですけども、“COLLECTIVE”の中に収録されております」

 「聴いたことなかったという人、きっといると思うんですけども、こちらのほうですね、お店のほうで・・・買えます!」セールストーク抜群なKOTOKOさん萌え(笑)。


 「そんなわけで、ゲームの曲からやったんですけども・・・次はですね・・・知ってる人、いるかなぁ? ゲーム『無幻の迷宮3』より“HALLUCINO”!」



11.HALLUCINO

 マズイ! ヤバイ! 知る人ぞ知る超名曲ですよ!!! 俺が今の職場に入るときに拠り所となった一曲。それが今目の前で・・・これを感動と言わずして何と言おう!(知るか) はっきり言いまして、ここは興奮しすぎて何が何やら覚えておりません!(笑) ひたすらに踊り狂う俺。ありがとうスタッフ! ありがとうメンバー! そしてありがとうKOTOKOさん! この曲もまた、チケット代に相当する価値が十二分にありましたよ。



 さらに畳みかけるように、



12.Wing my Way

 武道館ライブで初披露してから、やっと躊躇わずに出してくれる曲となりました。何度聴いても、とても好きな・・・いや、好きとかもう超越した一曲。夢と希望に溢れ、不安をも歌いながら・・・力と勇気を与えてくれる、最高の曲です。いや違うな・・・曲というよりも“歌”なんだと思う。KOTOKOさんの魅力を100%表してるんだと思う。こればかりは・・・バンドは完全に引き立て役。それでも大満足。ライブがどうこうじゃない、この歌だけで世界を作れる、貴重、ホントに貴重なモノですよ。改めて感じました。



 「ありがとう〜・・・ございます!」

 「いや、うれしいですね〜。何か、私の振り、まだ覚えてくれてる感じですね(笑)」


 「それじゃあ・・・・・・ラスト2曲、盛り上がっていこう〜っ!!!」




13.being

 ここで来ました! いつ来るのかと思ってましたが、この位置とは思いませんでしたよ。流れるような、それでいて力強いテンポで展開されるI've soundの新境地! より生音を活かした曲のつくりに非常に好感が持てるわけです。バンドの演奏の素晴らしさ、それに乗せてどこまでも伸びるKOTOKOさんの歌声。ここへきて最高のまとめ方をしてくれました! PVみたいにペットボトルの水を客席に向かってぶちまけるKOTOKOさん最高! はっきりいってそんなことでも無い限り、もう限界です俺(笑)。



 「最後の曲いくよ〜! “Princess Brave!”」



14.Princess Brave!

 歌詞を味わう余裕がまったくなかった(笑)。ひたすらに踊り狂うだけで精一杯、そんな覚えしかありませんでしたよ! 昨年夏のライブのときも興奮しまくりでしたが、今回はそれに上乗せして、セットリストの妙で魅力が倍増。参った! 脱水症状と酸欠で見事にやられまくり。

 「せーの」 ジャンプで締め! もう最高すぎる・・・。


 メンバー退場。相変わらず俺は「ハリーっっっ!!!」と叫ぶ(笑)。






 「・・・さあいきますか!」と俺が音頭を取ってしまいましたが、アンコール!!

 しかしここでやはり限界が。水が無い状態で2時間近く経っており、おまけに酸欠気味で声が出ない! 息が出来ない! アンコールが10回程度しか続かない俺。こ、こんな屈辱は初めてだ・・・畜生! 仕方ないので妥協、2回に1回声出し。その分誰より声を出そう、と。



 5分ぐらいアンコールして、照明が再び。メンバー再登場です!!! す、少し元気出たよ(笑)。本気で死ぬかと思った・・・。



 「イェイ! イェーイ! 最高だよ盛岡〜っ!!」

 「最高だね〜 ホント。」とか言いながら、手にするは新型水鉄砲!(笑) しかしポンプは手動!(笑) 「しょうがないなぁ」とか言いながら前列に向かって一発・・・いまいち不発気味(笑)。2発目は・・・何と俺の前へ!! 至福、至福すぎますよ・・・で、結果、見事に水が俺の右目に直撃!(痛)ぐはっ。


 「ちょっと涼んでもらったところでですね〜、おみやげ持ってきてます!」

 「昨日、函館に行ってきたので・・・函館と言えば?」おみやげがKOTOKOさんの手に見えたので、皆がいっせいに「イカ!」と(笑)。

 「あ、みえちゃった? もっとあるでしょ?函館といえば、夜景とか」

 「はい、函館と言えば、いかめしとか、ホタルイカとか有名ですけど・・・・・・イカ! イカキューピーをもってきました!」

 「かわいいでしょ? これね私、かわいくて自分用にも買っちゃった!」 お揃いになるじゃねーか!(笑)

 「これを一名さまにプレゼント・・・・・・(会場)横に広いんで・・・どうしようかな・・・何となく不公平なかんじがあるので・・・・・・じゃあ後ろ向いて投げよっか」

 ハリーのドラムが煽る! 投げた先は・・・中央2列目ぐらい。友人S氏が触れたらしいけど、強奪バトルには負けたらしい(笑)。残念でした。俺もこういうの一度も取れたことないんですよね。


 「むずかしいよね、花嫁さんの気持ちがなんとなくわかりました(笑)」


 「まだまだ全然元気な人っ!」「ホントに?いいの?怖いよ次の曲?」

 「・・・よっしゃ、ほんじゃこの曲で盛り上がっていくよ〜っ!! “青春ロケット”!!」



encore01.青春ロケット

 まったくもってアタマからすっかり抜け落ちてた! そうだよ! 今年の曲でこれはぜったい演るな、とか思ってたのにすっかり忘れてましたよ! 井内姉さんらしい、実に女の子らしい曲。そして・・・ノリが尋常じゃない曲(笑)。横田大先生と加藤さん、タケシくんがセッション気味に向き合って弾きまくり! ハリーのドラムも凄まじい! こちらも負けじと飛ぶ飛ぶ! ここへきて、まだ動ける自分にビックリしてます(笑)。



 「最高です! みなさん、最高ですっ!」

 「いや、楽しいっすね! ホント、みんな、今日はどうもありがとう!」

 「もうこれで盛岡イイところだって分かったんで、絶対また来るよ!」 S氏が「懲りずに来てよ!」との声に「懲りないよ、全然! みんなも懲りずに来てね(笑)」と返してくれました。なんつー声かけるんだよS氏は!(笑)



 「・・・えーとですね、お知らせをしましょう!」

 「ドワンゴのケータイのほうの、パケラジっていうのやってますけども、聴いたことある人いる?」

 「今回のライブツアーの期間に特設ページを設けていただきました!」全キャリア対応してたっけ?


 「まだね、この後回る地方のチケットの売れ行きですとか(笑)、のっておりますので・・・SOLD OUTじゃない地域はちゃんとチェックをつけて、ぜひともまた!」

 「あとですね〜、12月1日に! 横浜アリーナで単独ライブが決定しました!!」

 「・・・大丈夫KOTOKO?みたいな感じなんですけど」 俺の「応援行きます!」に「はいっ来てください!」と返してもらえました。

 「・・・みんなの応援がないと・・・ダメかもしれない(笑)」「よろしくお願いします!」

 「ちょっと盛岡からは遠いかなと思うんですけど、」 ここでまたS氏が「直通バスあるよ!」とツッコミ。あるにはあるけど、それ深夜バスじゃないか!(笑)

 「ホント?そうなんだ〜。じゃあみんなでバスツアーで(笑)」


 「盛岡のみんな、熱いね!」 俺とS氏だけじゃねぇか?(笑)。冗談ですけど。


 「あとですね、それに伴いまして、秋には3rdアルバムを発売予定しておりますので!」

 「もちろんですね、12月のライブもこのメンバーで回りたいと思ってます!」

 「そんなわけで、メンバー紹介しましょう!」


 「ギター・Kato Katsuya!」今回は大丈夫でした(笑)。

 「そして、ギター・・・・・・・・・(名前出てこないKOTOKOさん萌え)Ozaki Takeshi!」

 ハリーのドラムの煽りでハダカコール巻き起こる!(笑) 今度こそTシャツを脱ぎ捨て・・・客席に・・・フェイント(笑)。

 「ドラムス・Harry Yoshida!」ハリーコールは誰よりも早くやるよ俺!(笑)

 「そしてですね〜、先ほどから大活躍とご紹介してますけど・・・なんとKOTOKO BANDにも参入! キーボード・Hurushima Tomohisa!」

 「ジャニーズの山ピーと同じ名前ということで、自慢していたので・・・ウチにくるときはトモピーでいこうかなと思ってるんですけど(笑)」

 「そしてですねー、おなじみ! ベース・からあげくん!」我らが人気者からあげくんです!

 「初めての方もいらっしゃると思いますので、紹介しましょう、フルネーム・Yokota Akira!」からあげコールはやはり必然。

 からあげくん「誰かエロあげって言っただろう!?」 KOTOKOさんが「エロくないよね?」とかばう(笑)。

 「あ〜あ、かわいそ(笑)」「エロいかエロくないかは、私が見ておきますんで」


 「そして・・・ヴォーカルは私、KOTOKOです!」



 「このメンバーでですね、あと・・・19カ所? あと18カ所になったのか・・・えっ?・・・算数苦手です(笑)」

 「がんばっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」



 「ではですね、まだまだ終わりません! ・・・だって全然元気余ってる感じするもん」そ、それは嘘だぁ。

 「元気残さないで帰ってください! 燃え尽きようね!」

 「じゃあこの曲で燃え尽きてくださ〜い!」 軽快なイントロから・・・ま、まさかそんな!(笑)



encore02.Mighty Heart〜ある日のケンカ、いつもの恋心〜

 キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !という表現が正しい。つよきすOPテーマのこの曲、アンコール用の曲として満点です!! Hey Hey HeHey! つーかもうどうノっていいものやら分からないぐらい疲れてるんですが、動けるもんですねぇ。音楽とは魔力だ。そんなことを感じながら飛んで跳ねて飛んでました。記憶までも吹っ飛んでます(笑)。
 水鉄砲で水飛ばしまくりなKOTOKOさん。再び至近距離から1発食らったおかげで、ラストまでの体力を残せましたよ!



 「ありがと〜っ! ありがと〜っ!!」

 「みんなのところに(水が)行き渡りましたでしょうか?」KOTOKOさんも息が切れ気味。

 「・・・もうね、はい、ワタクシ、ツンデレですから!」

 水鉄砲をスタッフに撤収させるときに「あー、もう!」とかツンツンしてましたが、客席から「デレがない!」とのツッコミ(笑)。


 「な〜んて感じだよね、ツンデレって」(笑)


 「ホントに熱い熱い盛岡! こんなに熱くなるとは思いませんでした。ちょっとなめてましたね私」


 「ここ3カ所目です! 今年3個目の、最高の思い出ができました!!」

 「ホントにね、またここ盛岡に戻ってきたいと思います!」

 「そのときまで、私のことを忘れないでくださいね!!」

 「・・・何? 覚えてて良いよ?」

 「それじゃ最後の曲いくよ? “覚えてていいよ”!!!!!」



encore03.覚えてていいよ

 最後の曲としてある意味不向きだ。だって何にも考えられなくなるもの!(笑) ただ飛んで跳ねて腕振って、声を枯らして、楽しむのみ。それ以上ない。元気を使い果たすための最高の曲。ステージも客席も、一体となって・・・燃えた。燃え尽きた。
 最後はみんなでジャンプで締め!



 「ありがとう! どうもありがとう! ありがとうございました!!」

 「みんな、汗かいたね!」 絞り尽くしました!!


 メンバーみんながステージ前に出てくる! 手の届く距離だったので、俺はハリーに握手を求めたんですよ。そうしたら何と!ハリーから手渡しでスティックを貰っちまいましたよ!!! ギャー!?!? 超予想外の幸運に狂喜乱舞!

 
 そしてカーテンコール・・・

 「ほんじゃ・・・また、ここに、このメンバーで戻って来たいと思います! 今日はホントにありがとうございました!」

 メンバー退場。俺はまた勢いで・・・タケシくんと横田大先生とハイタッチをぶちかます(笑)。最後にKOTOKOさんの退場を見送り・・・ライブ終了。おつかれさまでしたっ!!




 途端に膝が崩れる俺(笑)。息も絶え絶えですよ! そして「ハリー最高! ハリー大好き!」と叫ぶ俺(最悪だ)。



 明らかに脱水症状寸前、ドリンクを求めて・・・ってドリンクチケットを受付で貰い損ねたことがここで判明。仕方ないので現金で・・・ってこれじゃ明らかに昨年のファンクラブイベントの二の舞に(笑)。ただ前回と違うのは・・・ビールでは死ぬるということですよ。ホントに喉が渇いたときには、酒はマズイ。つーわけで、コーラ→オレンジジュース×2と一瞬で飲み尽くしました(笑)。ミネラル分が足りないので全然効きませんが、まだマシでしょう。
 その後グッズ販売の列に並んで・・・タオルとパンフ購入。真っ暗な外に・・・その前に受付で水を回収(笑)。それすら飲み干しましたよ!


 その後、先日のツアー初日で急遽決まったという、ファンクラブ会員限定サイン会に参加しました。ざっとみても100人はいそうな列に並び・・・ってさて? 実は俺はサイン会なるものに初めて参加するんで、いまいち勝手が分からないのですよ。順番が直前まで来て、初めて「俺、何にサインしてもらうんだよ?」と気づく(笑)。グッズはS氏に預けてしまっていたので・・・手にしているのはハリーに貰ったスティックのみ。

 ・・・これに、してもらうのか?

 断られて怒られるんじゃないかと思い、ただでさえ小心者でドキドキしてるのに、ますます心臓バクバクですよ! んで、自分の番が回ってきて、もう正直にお願いしてみたら・・・快く応じていただけました! なんて優しいんだろうKOTOKOさんは!

 ・・・つーか、KOTOKOさんご本人と話をしていることにドキドキするべきじゃないのか俺?(笑)

 あの細いスティックにサインをいただいてしまいました! ありがとうハリー! ありがとうKOTOKOさん!! そういうわけで、上の写真がそうなのです!(下はパンフ) 御礼を申し上げまして退出。・・・握手してもらうんだった orz



 とにかく、地元に無理矢理帰ってまで参加した盛岡公演。結果としては・・・人生一番のライブとなりました。でかいハコもまたそれなりの魅力はありますが、やはりライブハウスのほうが個人的には好みだということがはっきりしましたよ。すぐ目の前で観られる幸せ。それと一体感。バンドの演奏のライブ感。本当に素晴らしかったです! ただ、あの距離はちょっと狂気の沙汰ではないかと(笑)。あの会場ならではだよなぁ・・・。ステージのスペースもホント最小限で、目一杯。そこもまた、観る方としては最高。たぶん今回のツアーの中で、そういう意味だけで言えば間違いなくNo.1だ。最高、最強に最高すぎ! ますますKOTOKOさんとKOTOKO BANDが好きになりましたよ。


 というわけで、今回のレポはこれぐらいにて。次は・・・本日の熊谷公演です! 違うハコで、また楽しんできます!!




▼セットリスト

01.Re-sublimity
02.Face of Fact
03.allegretto 〜そらときみ〜
04.Fusion Star
05.agony
06.421 -a will-
07.Shooting Star
08.Collective
09.LAMENT
10.Lupe
11.HALLUCINO
12.Wing my Way
13.being
14.Princess Brave!

encore01.青春ロケット
encore02.Mighty Heart〜ある日のケンカ、いつもの恋心〜
encore03.覚えてていいよ