「うたわれるものらじお」感動の最終回！！

　昨年の七夕の日から約一年。数々のエピソードを残してきた伝説的ネットラジオがついに最終回を迎えました。･･･ホント正直に申しまして、惜しい。出来ることならこのまま永遠に続いて欲しかった。でも永遠なんてモノは当然なくって、ありとあらゆるモノは終わりが来る。それなら、この「惜しい」という気持ちを永遠に変えて、快く聴き送ろう。そんな気持ちです。

　「うたわれるものらじお」の魅力はいったい何だったのか？というと･･･結局は力也さんと柚ねえお二人の人柄だったのだろうと思います。私は、ラジオの内容というよりもむしろお二人が話しているのを聴けるだけで楽しかった。それはお二人のことを大好きだったからなんだなぁ、と。俺は力ちゃん柚ねえに心底惚れ込んでしまいましたよ！　そして･･･誠実（な人柄）であることがこんなにも面白さを増幅してくれるなんて！　･･･ネタや企画、進行でなら瞬間最大風速を叩き出すことがある程度可能でしょう。本来こういうメディアではそれこそが商品であり、求められるモノです。けれど、正にこのラジオは「事実は小説より奇なり」を地でいった感じで（それすらも企画どおりだったとすれば、それはもうグウの音も出ませんが）、安定よりも不安定、秩序よりも混沌、ぶっちゃけトラブルを俯瞰で回していただけで最高のネタになっていた（笑）。作り物の冷たさをまったく感じない空気に溢れていました。ホント、奇跡的だったと思います。そういう意味では、この１年の区切りで終わりを迎えるのも、悪くは･･･ないのかも知れません。

　本当に、本当に関係者の皆様、一年間ありがとうございました。このラジオからいただいたものは決して少なくはありませんでした。毎週毎週楽しみにしているものなんて、これ以外にはほとんどありませんでしたよ。色々と理屈を並べてみても、寂しさは消えませんが･･･いつの日かまた、お二人のラジオが聴ける日を夢見て。願わくばそれが「真うたわれるものらじお」であって欲しい！！！ それは多分「うたわれるものらじお」全リスナーの願いだと思います。