Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

やらかした・・・Ultimate Ears Triple.fi 10 Pro購入。

 昨日の忘年会。完徹でそのまま飲みに行って、某駅周辺で約10時間ほどハシゴしまくりました(;´Д`) それでも何故か潰れずに自宅へ戻り、いそいそと着替えて布団を敷き寝たわけですよ。・・・そして約9時間爆睡。本日6時半ごろ目が覚めて、あーシャワーでも浴びるか・・・と、まだ暗い中おもむろに風呂へ


『パキッッッ』



 ・・・非常にヤな音がしました。明らかに何かを踏ん付けて壊した音。部屋の灯りをつけてみると、足下に転がっているのは・・・俺の愛機SHURE E5c(;´Д`) 見事にイヤーチップの部分が折れ欠けていましたよ。・・・・・・あまりのショックに1時間ぐらい立ち直れない俺。どうしよう・・・修理に出すにも保証書その他はすでに手元に無い。買ってからまだ2年ほどしか経っていないのに!(自業自得です)

 そして数時間後、秋葉原の地に降り立つ俺。すでに財布には7、8万入っており、代理のインナーイヤーを買う気満々(笑)。選択肢としては、それなりに音の方向性が気に入っているSHUREの最上位機種SE530か、それとは音の作りが明確に違うけれどそれもまた最高峰のひとつであるUltimate Ears Triple.fi 10 Pro。二択をあえて決めずに、店頭でのひらめきで(笑)。
 何店舗か回ってみましたが、ポイントも考えた末、結局ヨドバシでTriple.fi 10 Proのほうを選択。第一にE5cとは方向性が違うこと、第二にSE530より1万ほど安いこと、第三にネットでの評判もいいこと、第四に破損したE5cが上手いこと修理で何とかなれば、ソースとジャンルによって使い分けられるメリットがあること、そして第五に・・・どうやってもネタになるだろう、と(笑)。ほぼ迷い無く購入、さっそくSACDプレーヤーに直付けしてエージング中。

 さっそくエージング8時間程度ですが簡易レビューを。パッケージ的にはやや安っぽい(笑)。でもマニュアル、ケースは非常に好感の持てる質感で良い。肝心の本体は・・・ユニット部分は青色がかったメタリック、あまり安っぽさは感じないけれど高級感溢れる感じではありません。ケーブルはE5cに慣れるとやや不安な柔らかさで、長さ的には扱いやすい(E5cは長すぎ)。付属の各種イヤーチップ、延長ケーブル等はごく普通です。肝心の音作りは・・・ソースにもよりますが、個人的には生音に非常に向いていると感じました。ライブ音源は元より、非打ち込み系で本来の力を発揮するタイプ。高音低音共に素晴らしい響きを魅せてくれます。味付けが適度でよく響く。音場の広さもあり、分解能もしっかりしてると思いますよ。ただ、各所にもありましたとおりヴォーカル含め中音域が埋もれがちかもしれません。ソースにもよりますが、打ち込み系にはあまり向いていないと感じます。その延長上で、ソースの程度にかなり左右されるかと。良い音源は良く、それなりの音源はそれなりに。そういう意味では原音に忠実とも取れますね。参考までに・・・俺の愛するSuaraさんの楽曲はとてつもなく良く聴けました。俺の超絶愛するKOTOKOさんの楽曲はあまり良く聴けたとはいえないかも知れません。ヴォーカルを前面に押し出しつつ、ソースの程度が良いと、艶っぽく聞こえるのは事実かも。エージングが進んでも方向性は変わらないと思いますので、楽しみに使ってみたいとおもいますよ。

(とりあえずE5cはいくらかかっても修理に出します。他機種を使うことにより、E5cの価値が改めて分かった気がします。)