Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

「KOTOKO LIVE TOUR 2007 WINTER」大阪・名古屋公演事後報告レポ&感想

 というわけで、行ってまいりました(京都)大阪名古屋。初の完全追っかけ! 意外とか言うな(笑)。「硝子の靡風」ツアーのときは名古屋と東京(2Days)の3/4と惜しかったのですが。・・・実は大阪はまみタンライブで弾丸ツアーを敢行したのが唯一なんですよね。


 というわけで(2回目)、さっそくレポを軽めに。セットリストは他のサイトから拝借して(笑)。


 まずは大阪公演から。会場のBIG CATは、心斎橋のアメリカ村にあるデカイ商業ビルのテナントでした。上に上るタイプのハコは結構不安になるんですが(俺だけ?)、しっかりとした造りで好印象。スタッフさんも頑張っていたと思いますよ。あのカオスな入場列を整理するのは難しい(笑)。

 中は一般的に標準な会場。多少混んではいても、やはり中央付近に陣取る。もうちょっと前に行きたかったけど、デカイ人が前にいて「失敗したなぁ」と思った。この時点では。

 何分か押してライブ開始。大阪ライブは2回目だけど、やはりノリはいい。東北出身の人間としてはちょっと怖いモノがあるけれど(笑)

 MCは東京公演と基本線は変わらず。若干情報量が増えた感じはある(笑)。「β〜粘土の惑星」の元ネタである「猿の惑星」の語りは上手くまとまっていた。「映画って・・・ホントにいいですね!」と某氏の語りのようになっていたよ(笑)。

 全般的に・・・俺の立ち位置もありましたが、東京公演も踏まえて・・・やはりハリーのドラムに目を奪われることが多かったです。アレンジが凄い、グルーブ感が凄い、そして魅せ方が凄い。改めて思いました・・・ああ、夏のファンクラブ限定ライブで物足りなかったと感じたのはコレ。KOTOKO BANDでの屋台骨はハリーだと痛感。

 大阪公演は23日、天皇誕生日ネタを観客から突っ込まれてあっさりスルーなKOTOKOさん最高(笑)。クリスマスは「みんなで歌を歌いながら過ごすのが正しい過ごし方じゃないでしょうか!?」まぁそれもまた(笑)。

 アンコールは何故か大阪、テンポが速くて途中で酸欠気味になって俺死にそう(笑)。それでも声を張り上げるのがいいんですよ。

 メンバー再登場。ハリー大人気。横田大先生を紹介時に「キーボード・・・じゃないっ!?」って言ってしまうKOTOKOさん萌え。「からあげ」コールは相変わらず(笑)。タケシくんはピックを客席に投げ入れ・・・ってステージ上におちちゃって、KOTOKOさんがそれを拾って投げ入れた(笑)。「こんなトコで夢がかなうとは!(KOTOKOさん)」 ちなみにタケシくんは前日の夕食時も部屋に籠もってリハやってたらしい。プロだ・・・。とにかくKOTOKOさんは前日行ったお好み焼きが感動的に美味しかったネタで。

 「Lilies line」の後、KOTOKOさんの「足にキてる人?」に思いっきり手を挙げる俺(笑)。つーか、まだまだいけるって人は単純にサボってるだけです(断定)。常に攣りそうになってる俺が、この後の「↑青春ロケット↑」で周りの誰よりも飛んでる事実。ライブのために2週間トレーニングしてる俺に敵うヤツはおるまい。おかしいとか言うな。

 Wアンコール。最初のもそうだったんですけど、東京公演のように大きなハコではどうしてもコールがフライング気味になるんですよね。その点、大阪は非常に良かった。

 でも、どっちにしろ酸欠度全開な俺。比較的再登場が早かったので正直助かりました(笑)。

 「真っ赤なお鼻の〜トナカイさんは〜♪」と歌いながら、KOTOKOさんがサンタ姿で再登場。袋の中にはサイン入りぬいぐるみ、かぶりもの、クリスマスカード、カラーボール、キャンディが大量に。景気よくポンポン客席に投げ入れるKOTOKOさん。特にカラーボールは、KOTOKOさん「あたし、結構飛ぶよ? ソフトボールやってたからさ!」とか言ってた第一投は、天井に当たって最前列へ(笑)。その後大量にあるカラーボールはメンバー全員で投げ入れる。あちこちで同時に受け取った人たちでジャンケン合戦が。俺、こういう飛来物取れたことないんですよね。昨年夏のライブでハリーからスティック手渡しで貰った以外は。まぁあの伝説一度で十分満足なんですが。






















 とか思っていたら、ハリーからド直球で俺に向かってカラーボールがっ!! あのストレートをワンハンドでガッチリキャッチできた俺スゲェ(笑)。



 KOTOKOさんからも「凄い!」と言われたぞ! その直後の発言で笑いが起きてたんだけど、俺興奮しすぎて聞こえなかった〜。誰か分かる方いないですか??

 興奮覚めやらぬ中、ラスト2曲! 息も水も絶え絶えでしたが最後までキッチリと完全燃焼。楽しかった〜。


 相も変わらず全身汗だく、足腰フラフラ(これには理由があるのですが)、何とか宿まで帰りました。歩いて5分のトコに宿を取っておいてホント良かったですよ。それぐらいライブも良かったのですが。その後、たまたま旅行に来ていたO氏と夜の道頓堀へと(何処にそんな体力が!?)


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 そしてファイナル、名古屋公演です。名古屋といえばELLさんだったんですが、今回は急遽ということで取れなかったみたい。新栄のダイアモンドホールで行なわれました。こちらもビルの5F、非常に「らしい」ハコでイイ感じ。入場列整理も放置プレイなとことか(笑)。少しぐらい雑なほうが味があるってもんです。


 入場も数分遅れたぐらいで、比較的スムーズ。客席に入ったときにステージが左側にあってちょっとビックリしました。ここでもまた中央付近に陣取る。

 ファイナルということもあり、最初2曲から猛然とヘドバンかます俺。結果、首破壊。死ねました。現在2日経過してますが、首から背中にかけて動きません(;´Д`) でも・・・でも・・・あの2曲ってヘドバンするためにあるようなもんだと思います。後悔してない!

 MCもファイナルということもあり若干多め。もちろん名古屋だということもありますが。でも「リアル鬼ごっこ」のシングル発売記念イベントが名古屋で無いことに対するブーイングが酷い(笑)。応募も、対象店舗での購入に限られるのは痛いですね。俺は東京ですでに5枚買ってますが。

 だんだんと「猿の惑星」ネタに対する反応が早くなってくる客席に笑った。ちなみに私はファーストを子供の頃に見てトラウマになりました(笑)。「ジョーズ」と「猿の惑星」は4、5歳で見てはいけない! ネタバレ気味にストーリーを説明するKOTOKOさん、「そこは実は他の惑星じゃなくて、・・・人間が好き放題にしてしまった未来の日本・・・あ!」 シリアスなお話が(笑)。一生懸命引き戻そうとするけど「もう、台無しだね!」とKOTOKOさん。

 映画好きの話。「リアル鬼ごっこ」タイアップが決まり、うれしさの余り「勢い余って、出させてください!」言ったKOTOKOさん萌え(笑)。


 「今日はクリスマスイブにも関わらず、こんなに大勢集まってくれてありがとう!」

 「ちまたではね、男女が・・・・・・そんな、ねぇ。誰が決めたんだ!?」


 「森三中さんがテレビでね、イブに仕事が入ってない! マネージャーにあれだけ仕事を入れろと言ったのに!と言って怒ってたんですよ。・・・24日に仕事を入れてくれてありがとう、と」(笑)

 「この仕事してると、祝日とか連休とかよく分からなくなってしまうんですけど」 俺もそうです!

 そしてMC中、何の脈略もなく「タケシーっ!」とコールが。(数回ありました)そんなに愛してるのか?(笑)

 今回の衣装は「黒サンタ」をイメージして。似合いすぎてイイ。二の腕が特に(笑)。


 演奏終了。今日はほぼ完璧なカタチでアンコール突入。正直、3公演中一番キツかったのがここのアンコール。一度だけ戻しそうになった(ぉぃ)。それでも堪えて頑張る!


 メンバー再登場! 紹介では・・・まずはハリー! ハリーコールにたぶんハリー涙目。ホント良かったよ・・・ハリーの腕から言えば、ね。色々あるけれど、トラベラーズと掛け持ちで何とか! ハリー最高! フルフルは相変わらず大変そうだ。風邪引くことも多いらしいけれど、意外に丈夫(笑)。横田大先生はここで「からあげ」コール最大!ハリーとタケシくんが煽る煽る! KOTOKOさんここで「昨日おべんとう3つ食べてなかった?」とトドメを(笑)。横田大先生「・・・それを言うかい?」場内大爆笑。KOTOKOさんここで新たな渾名「ミルキー」と。ヘンなコールが巻き起こる。もう可愛そうすぎ。タケシくん、「脱げ!」コールをあっさりかわす(笑)。星野さんは真の食いしん坊! KOTOKOさん「打ち上げで出たものは全部口をつけて、全部に“美味いっ!”」 最高じゃないですか! 「からあげくんは、マヨネーズとメロンが嫌い」 横田大先生わざわざマイクを取り、「マヨネーズだけは人間が食べるもんじゃない!」言い切った!!!(笑) 「ちょいちょい食いしん坊な、ボーカルはKOTKOです!」

 KOTOKOさん「そろそろ・・・手羽先飽きたって言うか」「他の名古屋名物を食べるかも」 ここはひとつ、ひつまぶしでしょう!! 「・・・ひつまぶしっていうのが一番多いようですね。高そうなので(笑)・・・期待しましょう!」


 「Lilies line」終了後、白いボンボンを(最終日だから)客席に投げ入れる! タイミングが絶妙でビックリでしたね。曲は18禁でしか手に入らないので(笑)、「そっか!ライブDVDになれば見れるんですね!」と。期待しないで待ってます(笑)。

 それにしても・・・この位置での「↑青春ロケット↑」は最早異常を突き抜けた、まるで別世界へ吹っ飛んでいくようなパワーですね。完全に瀕死でしたが俺。



 Wアンコール。なるべく目立たないようにしてるつもりなんですが(それ無理)、勢い余って「じゃあいきますか!!」と音頭を取っちまったよ俺。反省してます・・・声も2回出なくなって・・・でも振り絞ったよ!!


 意外に早くメンバー再々登場! KOTOKOサンタ可愛いっす!!! KOTOKOサンタからプレゼント、「今日はね、最後なんで・・・ちょっと数が多いかも」



(・・・ここは記憶が曖昧です。色々ありました。ここには書けません(;´Д`) 察した方は黙っていてください。)


 無茶無茶量の多いサインボールやらキャンディやら。星野さんが投げたボールが天井の照明直撃(笑)。最後にKOTOKOさんが被ってたサンタ帽を投げて終了。


 正真正銘ラスト2曲! 全力を振り絞り、ほとんど動かないけど無理矢理腕で支えてヘドバンかます!! 絶対俺頸椎捻挫確定(笑)。



 そして・・・「冬の雫」 もうすでにKOTOKOさんの目が潤んでいるのが分かりました。願うのは幸せ、想うのは笑顔、そして涙、涙。途中で感極まって声の出ないKOTOKOさんに最初に声を掛けたのは絶対俺。そして・・・会場全体がKOTOKOさんを支えるかのような大合唱・・・・・・感動。もう最高! 正直、どんなひいき目で見ても、名古屋公演が一番良かったと思う。


 最後のカーテンコール。ハリーの目にも涙が浮かんでいた気がしました。もう最高、最高、最高!!! KOTOKOさん最高だ!!!





 終演。一歩も動けない俺がいましたよ。3分ぐらい膝で支え体勢。ヨロヨロと退場。ドリンクなんていらん! 外へ出て、駅のトイレで着替えて風邪対策。引き上げましたでございます。

 

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 では、セットリストとそれぞれの感想を簡単に。各公演ほぼ共通で。


01.リアル鬼ごっこ
 ほぼこれが来ることは予想どおり。無機質かつ揺らぎと転調が繰り返される、悪夢にも似た・・・OPにしっくりクる一曲。予習が完璧だったので楽しめましたが、そうでない人には結構キツかったのではないでしょうか。

02.UZU-MAKI
 昨年からトップバッターとして大活躍のこの曲。サビの部分といい、物凄く盛り上がります。今回もフル稼働気味で、ここでエンジン全開! 俺は超絶大好きです。iPodにLive.verも入れてるぐらいですから。

03.RETRIEVE
 まさかの再登場。あの生まれ出でる感覚が大好き。「硝子の靡風」の曲はライブでは一筋縄にいかないものが多いんですが。腕振り部隊にはシンドイか。だーかーらー、ヘドバンしとけって!(笑)

04.β〜粘土の惑星
 これは完全に意外。前に演ったときも、再登場は無いんじゃないかと思っていたんですが。個人的にはここで落ち着いてくれてありがたかった(笑)。そうじゃなくても、伸びる歌声、イイです。

05.泣きたかったんだ
 予想曲。泣くために視る夢は、それはそれで良いのかもしれないとライブで思いました。次の曲ともテーマは繋がっているところも面白い。生曲をぜひ聴いて欲しいです。

06.scene
 寒い曲だとKOTOKOさんは言うけれど、曲調は実は物凄いガツンときますよ! ヘドバンしまくりでした。テーマ自体は秋。それは納得。でもノリはそんなの吹き飛ばすほど意外なパワーを秘めた曲。

07.ささくれ
 いつか再登場があると思っていた曲。マイナーじゃないよ!?(笑) 少なくとも首は死ねます。2ndツアーの時もそうでした。考えるな、感じろ! 特に詞は改めて読んでみてください。

08.Re-sublimity
 代表曲。今更俺が言えることなどありません。神無月の巫女をOPだけでも観れば、価値観変わると思います。相変わらずあのグルーブ感は最高だなぁ。

09.Fatally
 曲だけでいえば、やや冗長かなと思えるのですが、ライブだとそれは一変。ただただひたすらに熱い曲になります。正拳突きぶちかましたくなる(笑)。

10.being
 疾走感といい、気持ちよく風が見える曲。やや縦ノリ的に不安定な部分もありますが、ヘドバンでなんとかしろ! こういう曲でこそ真の実力が試される。

11.ハヤテのごとく!
 前曲から引き続き、上手い選曲。ライブで映えるんですよね。落としどころが分かってるというか。ノリにも波が必要で、テンポも丁度いい。この直後の曲が酷すぎる(褒め言葉)だけなんですけど。

12.覚えてていいよ
 どこまでいっても、この曲だけは・・・とにかくパワー全開だな。とにかくライブに特化した、何かに取憑かれた神の一曲。

13.雪華の神話 -in Xmas mix-
 雪と暖かみを同居させた、包み込む一曲。締めとして相応しい。正直ライブ向きではないけれど、そういう意味ではいいんじゃないでしょうか。


14.(EC-1)Lilies line
 オタ芸涙目(笑)。曲のポテンシャルに圧倒される、コールも他のが当て嵌めづらいと思うので。次世代(・∀・)キュンキュンかな。俺はこの方向性としては好きです、珍しく。

15.(EC-2)↑青春ロケット↑
 井内姉さんの最近の快進撃はここから始まったといっても過言じゃない!! 縦ノリ最強曲の一角。何度ライブで聴いても、あのパンポンでやられる(笑)。


16.(EC-3)七転八起☆至上主義!
 イントロのヘビーなところから、一気にやりすぎの領域まで振り切りつつ、まとまってるんですよね。実は今のI'veの全てを包括してるような気がしてならない。大好きです。

17.(EC-4)冬の雫
 1st屈指の名曲、それも冬のライブで。2004年を思い出します・・・あの時も素晴らしかった。今回はそれにも増して素晴らしかった。来年以降も聴きたいです。




 総括として・・・基本ライブハウスツアーということで、期間も無い中よく聴かせてくれたなぁという思いでいっぱいです。正直、初日の東京公演の完成度は思いの外、決して高くは無かったと思います。それをファイナル名古屋公演までにきっちり修正してきて、さらに上を魅せてくれた。こういう感想も、追っかけをやったからこそですねぇ(笑)。とにかく、ここ一年でKOTOKOさんの声の伸びが進化したと、個人的に思ってますので・・・それを来年以降どう生かしていくか。I'veの底力、魅せて貰いたいです。個人的には・・・サインボールもゲット出来たし、言うことなし。後日書く予定ですが、今年のI've目標はほぼ達成されたんじゃないでしょうか。来年もまたよろしくお願いいたします。