桜庭一樹センセイ、一晩で一躍超有名人に。

　さすがに公式サイトが落ちたのには笑った。直木賞が色々取りざたされていてもやはり有名な賞なのだなぁと痛感。

　さて、さすがにラノベと関連づけて話題にしているサイト、ブログが多数ありましたね。驚いた、という感想がかなり見られたのですが･･･まあ確かに。そっち方面しか知らない方には。でも公式サイトをそれなりに熱心に眺めている方、「桜庭一樹日記」２冊を理解してる方(笑)、特に「赤朽葉家の伝説」を読んだ方にとっては至極当然に感じると思われます。もちろんそれが作品の良さに繋がるかは作家の性能次第だとは思いますが、あの読書量は尋常じゃない。あの読書量に裏打ちされた引き出しの多さは、間違いなく審査員の度肝を抜いたはず。俺のようにヘタレ読み手にも滲み出るように分かるんですよね、そういうのは。とりあえず驚いてる方は、GOSICKシリーズ以外を読んでください。特にこの受賞作と前述の一作、それに日記２冊を。