Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

神田「みますや」→初参戦の歌舞伎町二郎へ(今年10杯目)

 これといってたいした用事もなく、友人O氏に連絡を取り、おもむろに飲みに行きました。いつもいつも突発的に俺から誘うくせに、店を決めてないという傍若無人ぶり。悩んだ挙句、落ち着けるところで・・・神田司町「みますや」へ。こういう飲み屋はぜひ日常生活圏内にあってほしいのですが、それはそれで毎日通ってしまいそうで怖いか(笑)。
 18時15分ぐらいに到着。平日はメチャメチャ混む店だし、土曜であってもそれはほとんど変わりありませんが、この時間ならギリギリ空席はあるようで・・・座敷でまったり。んで、俺はビール→日本酒、O氏はビール→焼酎。つまみは厚焼き玉子にお新香に、ここではいつもの馬刺し。後は適当に。寄せ鍋に雑炊で〆ようかなと思いつつ、雑談に花を咲かせる。う〜ん、幸せだ。こういう飲み屋はやはり、絶対に仕事関係の飲みで使いたくない。気を使わない空間、それを店員さんもよく分かっているようで、下手にバカ丁寧な接客をしない。いい意味でぶっきらぼうな感じ。うん、素晴らしい。この店の最大の長所だと思います。もちろん酒もつまみも美味いのですが。

 酒もそれなりにすすんだのですが、O氏と俺だとどうしても二郎の話題になる(笑)。ここ一軒で〆るつもりだったのですが、途中から雑炊なぞどうでもよくなり、「今から二郎にいこう!」と。時間的に何処行っても20時過ぎになってしまうということで、選択肢が絞られ…飲んだ後の量としてはちょうどいいという理由で歌舞伎町二郎へ。マルジという選択肢もありましたが、土日の混雑と“勢い余って麺増し”の恐怖が捨てきれず(笑)。

 数ヶ月ぶりに中央線に乗り、新宿へ。数年ぶりに歌舞伎町へ足を運び、お初となるカブ二郎へ到着。待ち列ゼロで店内空席も。おお!二郎では恐ろしく新鮮だ! ただそれだけで感動してしまうのはやはり(仮)ジロリアンの性か。後ろに客もいないので、並び席が空くまで待ってましたよ。これを許容してくれるのもまた新鮮。
 飲んだ後なんですが、ためらいもなく大ブタヤサイマシマシニンニクで。感想としては…まずドンブリが大きく感じた(笑)。これは逆に言えば量が少なめということにもなるのでしょう。ヤサイはほとんどモヤシで、ほとんど湯通しされてないシャキシャキタイプ。麺は二郎としては細め、感触とか悪くはないながらも、何か違うような歯応え。ホギホギした、というよりただカタメなだけかな? ブタ、というかここではチャーシューか。ふつうのチャーシューとしては悪くないけど、二郎としてだとやや落ちる。スープも・・・二郎では確かにあるが、余韻をまったく感じさせないライトな仕上り。これはこれで。
 全体的な感想としては・・・この立地で、夜遅くまでやっていることこそ、この店の最大の武器かと。味に関しては、世間の評判どおりにやや落ちると思いますが……二郎と言われればギリギリ納得できるかな? 夜中に禁断症状が出た時のための店というのが、自分の中の位置づけ。こういう二郎も必要です。

 …関係ないですが、O氏には「食べるの早っ!!」と言われてしまいました。早食いの自覚はあるものの、やはり他人から見ても俺は早いのか。急いで食べているつもりはないけど、客観的に見て…俺の食べ方は“ちょっと一息、というのがない”のでそう見えるのだと思います。ただ、上には上がいるんですよねぇ(笑)。