12月だからといって忙しくなるのはおかしい。

　お酒の美味しい季節になってきましたね（挨拶

　まあ年がら年中飲んでる身としては限りなくどうでも良いのですが、寒くなってくることによる相乗効果は確かに大きい。鍋だよな！肉じゃがだよな！蕎麦だよな！

　さて、ここ最近のことをつらつらと。先月３０日にはキャラメルボックス冬公演「サンタクロースが歌ってくれた」を観にサンシャイン劇場まで。名作の再演ということで安心しきって会場に赴いたのですが･･･それはまったく裏切られることなく、さらに上の次元で纏まっていて非常に良かった！　西川・近江谷・上川のトリオってだけでも相当クるものがあり、とある場面では呼吸困難になるほど笑わせてもらったwww　役者の成長ってのもまた、長年ファンをやっていると面白いんだろうなぁと思いますがそこまで深くはない俺なので、その雰囲気を感じ取れるだけでもやっぱり凄いことかと。特に上川さんについては、１１月だけでも、蛮幽鬼→SHIROH→サンタクロースの３連発を体験し、とりあえずﾊﾟﾈｪ、とwww　クリスマスまでやってる公演なので、気になる方はぜひ！　も一回ぐらい行きたい俺でした。来年春の「夏への扉」も超絶期待してます。あの作品を舞台化って･･･無茶するぜ！w

　今月３日には舞台「ジャンヌ・ダルク」を観に赤坂ACTシアターまで。半年前からチケットを確保してるほどに期待作でした。もちろん俺が愛する中島かずき大先生脚本というのもあり、ジャンヌ役が堀北真希さんということで、何か･･･個人的に非常に盛り上がってしまってw、今年末の最大期待作に昇華。かなりドキドキして会場入り。
　チケではあまりイイ席ではないなぁと思っていたのですが、舞台の作りがかなり前に張り出した作りで、かなり近くで観られる感じでした。実際に開演すると･･･前情報のとおり、とんでもない数のエキストラによる群衆表現で圧倒され、その中で圧倒的に輝く堀北さんが素敵すぎて悶絶。英雄譚は少年の心を持つ人間全てが憧れるモノで、それが目の前で繰り広げられるともう正直たまらない。
　ただ今回、ひとつだけ気になる点があって･･･それは、リュック・ベッソンが監督した映画「ジャンヌ・ダルク」で。ミラ・ジョボヴィッチがジャンヌ役だったあの作品は正直物凄く好くできていて、あれを超えるのはあらゆる意味で難しいのでは？と思っていたんですよ。ジャンヌを描く意味で、絶対に押さえなければいけないポイントがあって、それをどう表現するのか楽しみにしていたのですが･･･実は第１幕はあまりに無難に収まっていて、正直拍子抜けだった。ところが！　第２幕はもう･･･かずき節が炸裂しまくりでwww どこをどうだったのかというのは書くつもりはない、とりあえず観てくれ！と。神の声が聞こえなくなったジャンヌ、一人の少女が「英雄」の名に翻弄されるあのうねりは、今なお世界中の人々を惹き付けて止まないカタルシス。史実に基づいたストーリーを自らの土俵に上げてしまったかずき最高！！！　･･･実はこれを新感線で観てみたかったw
　俺自身は、万人に勧められる舞台ではないと思います。それでも一度観て欲しい、そんな舞台でした。たぶん今、商業演劇でこれだけのスタッフが揃う機会はそうそうない。TVというメディアが衰退の一途をたどっていう現状、このようなアプローチは絶対に必要だと思います。俳優はTVに出る仕事と思っている人間がまだまだ大多数な現状、本当の「演ずる舞台」はどこにあるのか、それを広めるのにこういう機会をもっともっと盛り上げるべきだと俺は思います。その先鋒がこの舞台であり、生の迫力を、感動を、もっともっと広めてほしいなぁと。チケ争奪戦は勘弁ですけどねwww

　４日夜には、待望だったGarrettワンマンライブのため下北沢へ。もう２年になるんですね、ファーストコンタクトから。一杯になった下北沢屋根裏の真ん中ぐらいからステージを眺めていて、何ら貢献していない俺風情が･･･演奏中にふいにワケワカランけど泣けてきて困った（;´Д｀）　なんでだろう？　よくわからんけど、ここ２年ぐらいの俺にダブったんだろうか。酒足りなかったかな？www　いや昼からワイン空けていて具合悪かったので、まあそれはそれで。でもアンコールで耐えきれなくなり、最前に吹っ飛んでいった俺が愛おしいwwwww　色々思い出したけれど、これからも前だけに突き進んで欲しいと心底思いました。

　あー、さて。これから俺実家に帰ります。来週まで実家でボーッとしようかと。期間があるので深夜バスで帰りますwwwww　アルコール添加中。上手く寝られるといいですね（棒読み

俺も大概に、一流のバス芸人だと自負しておりますが・・・やはり「行き」のバス内は緊張感溢れて困る。ビール6本開けてんのに、寝れねえなあ。まずは最初のSAで。