Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

ライブツアー「硝子の靡風」最終公演(9/11 東京厚生年金会館)正式レポート&名古屋・東京初日差分


(アルバム「硝子の靡風」収録曲については、こちらを参照ください。)


▼開場まで〜

 9月11日(日)、雨。それも物凄い雷雨。午後になってそれは始まり、恐ろしい勢いで・・・会場へ向かうファンの足取りを重くさせました。ってもう俺下半身ずぶ濡れだよ!(;´Д`) 靴もグショグショで、タクシーつかまえようかなぁ・・・という誘惑を抑えつつ、すでに濡れているので諦めつつ、地下鉄を使って午後3時20分に会場到着。ううん、幸先悪いなぁ、と。KOTOKOさんは超晴れ女だと聞いていたのですっかり油断してましたよ! ・・・まてよ? じゃあ、ひょっとしたらゲストに超雨男&雨女が、という可能性がないか!? と考える俺。それは妄想とも言われるモノですが、急にネガティブがポジティブに!(笑) 急に機嫌が良くなる俺。

 開場前グッズ販売が午後3時半までということで、先行公演ですでに確保済みのグッズですが・・・Tシャツぐらいはもう一枚お布施で買ってもいいかなと思い、いそいそと会場内へ。

「緑のシャツをLサイズで」「すみません、もうMしかないんですよ〜」 撃沈。

黒が残ってたのでそっちを購入。今回のツアーTはデザインが良く、見る人が見ないと露骨には分からないので、部屋着には最適なのです(貧乏性)。ちょっと近所に買い物に行くぐらいはできそう。さすがにアキバには行けませんが(笑)。


 その後、前日の経験どおり・・・建物西側通路に前もって入場列が出来ていたのでそれに並びます。早く入るとコインロッカーも使えるし、何より他にすることがないので。メールでここの現地レポを軽く上げて、列割り込みの人を口頭注意して(笑)、いよいよ開場です。



▼開演まで〜

 なかなかに早く入れたので、入場口正面のグッズ売り場を華麗にスルー、さっそく会場左手のCD・DVD売り場へ。目的のサイン入りポスターを貰うため2千円以上の買い物を・・・既発のCD・DVDからしなければいけません。う〜ん、DVDだけは通常版持ってなかったなぁ。約6千円がポスターに消える。俺はいったい何をやっているんだ・・・(;´Д`) そのポスターをコインロッカーにぶち込んで、自販機でカフェオレ一気飲みして、グッズ売り場の混雑振りを生暖かく見守る俺。・・・。

 そして正面に戻り、祝い花確認。今回は写真は無しで・・・まあいつもどおりの名前が。FM TOKYOやテレビ朝日、もちろん期待通り戯画も!(笑) ファン一同名義で1つありましたね(前日にはありませんでした)。あの企画はちゃんと通ったのか・・・こういうところでネットの力ってのは凄いなぁと思いました。


 席へ移動。ホールへ入った瞬間目に映ったクレーンカメラにレールカメラ。おお! やっぱりDVDになるのか!! これだけのセットを入れて、DVDにしないはずがない。金銭的にも(笑)。しかし問題が・・・。特にクレーンカメラのほうは、冬のライブ時はステージセットの後ろだったのに、今回はなんとなんと!最前列右側に基部が!! 要するに、最前列の1/3は目の前にクレーンがあるという凄まじい配置(;´Д`) 邪魔だ! いや俺は最前列じゃないですが、それに近い最右翼席なので、目の前にクレーンのバランスウエイト部分と撮影スタッフが張り付くという、それはもう究極にハズレ席。゜(゜´Д`゜)゜。ウァァァン  まあ来る前からある程度は覚悟してましたが・・・。ちょっとブルーになりながら、飲料水とハンドタオルをセット。周りの喧騒をよそに、爆睡(笑)。いや、もう昨日のダメージも、実は先週名古屋のダメージもちゃんと抜けていないので・・・。

 いや、それにしてもクレーンが近い。俺の前の席の人なんか、基部ウエイト部分に余裕で侵犯されてるし。ただひとつだけ良いトコロがあるとすれば、それはモニターの存在。クレーン基部にカメラ映像の小さいモニターディスプレイが2つあり、違うアングルからステージを眺められる特権が! でも何度も言うがクレーン邪魔でステージ見えにくい(;´Д`) う〜ん、と思いながらまた寝る俺。



▼ライブ開始


 ほぼ定刻どおりスタート。照明が落ちると同時に拍手が巻き起こります。「KOTOKO」コールが一部から、と同時にスタンディング状態の波が広がりはじめました。
 スターウォーズ調の、宇宙ステーションっぽい空間を演出した・・・効果音、スモークマシン、それに赤色回転灯。スモークはもう遠慮なく焚かれます。(前日より量が多かった気が) スモークの中にバンドメンバーがちらほらと確認できました。ここで歓声が!! そして、



01.RETRIEVE

 イントロが流れ、まずは予想通り「RETRIEVE」! OPからの繋ぎはイベントライブよりもずっと自然で満足。メンバーは全員アーミールックで統一。KOTOKOさんがボロボロのマント?ストール?風なもの(としか表現しようが無い)を纏い、まるで現代の荒野のガンマンを想像させるような。それにしてはちっこくて可愛すぎですけど(笑)。
 ややヴォーカルの音が小さいかなーと感じましたが、それはCDも同じなので、特に問題ないでしょう。


続いて、



02.Meconopsis

 ライブで聴くと凄い落ち着く曲。どっしり聴かせるタイプで、重い、ってのがややネックになり、サイリウム派にはややシンドイか。俺はコブシを振り上げまくりでした。


(MC)

 こんばんはKOTOKOです! 今日はどうもありがとう!
 KOTOKOライブツアー2005「硝子の靡風」東京ファイナルへようこそ!
 今日は最期まで楽しんでってください!



03.agony

 テンポのいいイントロから流れるように始まるこの曲。意外や意外、サビの前から飛びまくりのような・・・(笑)。ライブというか生音になると印象がかなり違うので、こういう感覚になるでしょうね。よく考えると戯画系ソングっぽいよなぁ。



04.ため息クローバー

 前半最大の山場! この曲の習熟度によって、いかにこのライブが楽しめるかどうかが決まるような・・・恐ろしいまでの盛り上がり。KOTOKOさんが音取り難そうだなぁと思いつつ、視線は…ダンサーさん踊りスゲェ!!(笑)


一礼して、KOTOKOさん衣装替え



05.β-粘土の惑星-

 水色の、薄い布地を何枚も重ねたようなドレスにサークレット(気味)をつけたKOTOKOさん! 芥子の花の妖精だ!とか思ったのは俺だけかなぁ…。ホントはこれでMeconopsisを歌ってもらいたかった。
 イントロだけだと一瞬何の曲だか、すぐに出てこないんですよこの曲。何でだろう・・・。それはさておき。しっとり系でドラムがしっかりしてると、ちょっと観客としては悩む(笑)。


(MC)

 あらためましてこんばんはKOTOKOです!
 今日は来てくれてどうもありがとう!
 最後の日もこんなにたくさんの人に来てくれると思っていなかったのでホントにホントにうれしいです。どうもありがとうございます!

 イベントライブのときにゼッタイに戻ってきますと約束してましたけど、戻ってきたよ!

 今回はOP演出、ステージ、衣装も合わせて、映画好きの私ならではの演出。
 お姫様チックな衣装を作ってもらった。

 「硝子の靡風」聴いてくださった方いらっしゃいますか? 初回限定盤という方は?
 DVDが入っていたと思いますけど、LAに行ってPVを撮影してきました。
 緑が多くて、風がキラキラ光っているようなイメージがありまして、そんな場所で映像が作りたかった。
 ハリーくんがいい場所を見つけてくれた。素敵なフィルムつくることができた。
 メイキングがおもしろい、と評判上々。
 
 イベントライブ来てくれた方は? (ここで、「外れた〜!」という叫びがあちらこちらから)
 幕張、アナハイムでの大きなライブをやってからのイベントライブツアーということで、最初は急に会場が小さくなり、ドキドキした。
 イベントのずっと最初からメンバーが一緒。2ヵ月半以上前からリハ。
 そのころからみんな「硝子の靡風」を気に入ってくださってまして、緑のキラキラした風景をバンドでも表現できるといいねと、飲んでるときにしゃべったりとかして、つくりあげた曲です。

この曲を聴いていただきたいと思います。「硝子の靡風



06.硝子の靡風

 KOTOKOさんの魅力が素直に出ている曲だなぁ、と改めて思いました。伸びやかな歌声、まるで高みに向かって、空の中の何かに向けているような・・・。あと300回は聴かないといけないな、俺。だってこの「曲」の魅力をちゃんと理解できていないから。



「ありがとう」



07.went away

 インパクトありまくりのイントロで始まるこの曲。聴いたことのない人も結構いるような気がしてたんですが、そんなことはないんでしょうか? 特に、最近ファンになった方には。
 途中、ギターが前面に出ている場面があって、雰囲気がよい。パット・メセニーを連想させる(それ言いすぎ(笑))


「どうもありがとうございます」

(MC)

 夏をモデルにした曲。この曲のことを知ってるって人? (会場ほとんど手を上げる) 今まで(の会場)で一番多いかも。
 この曲を歌う以前は・・・今もなんですけど・・・大人の方が嗜まれるWinゲーム主題歌などを中心に歌っておりました。
 そんななか、初めてPS2の主題歌ということで、PSだったら持ってるぞ!と思って・・・Winは持ってなかったものですから、そのとき凄く嬉しくて、どんなふうに使われているのかと思って、やってみました! 「夏草の」・・・「夏色の砂時計」というPS2のゲームで(カミカミですKOTOKOさん)
 プレイしてみました! ・・・なんですが、難しいですね。アドベンチャーとかRPGとかそういった類のゲームをするのが初めてだったんですよ! その場で答えが出るものが好きで、喰わず嫌いというのかな? 初めてやったんですけど・・・選択肢をいくんですけど・・・イイ具合にいったかな〜と、ハッピーエンドを目指しているはずなのに、何故かバッドエンド気味にいくんですよね。むずかしいですね。だから誰か教えてください(笑)。

 そんな感じで、ゲームが苦手なんですけど、高瀬さんから宿題がありまして・・・ドラクエやFFをやったほうがいいよ!なんて言われて・・・ドラクエ5が一番面白いから、と借りてるんですが・・・今放置しています(笑)。(歓声が(笑))
 時間が取れなくて・・・言い訳かな? 帰ったら「夏色の砂時計」の続きとドラクエをやりたいと思います!

 今聞いていただいた「went away」も夏の曲だったんですけど、次の曲も、私の高校生時代の夏の思い出を歌った曲を聴いていただこうと思います。



08.琥珀

 照明がオレンジ(琥珀)色に。タケシ君のギターが炸裂ですよ!!



「ありがとうございます、琥珀でした」


(MC)

 この曲、夏の思い出を歌った曲なんですけど、歌詞の中に「ノート」という言葉が出てくると思うんですけど、これは交換日記のノートなんですね。今は手書きでやりとりするってことが少なくなってしまったんですけど、廃れていきつつある風習、死語という感じなんですけど・・・なぜか私はすごくやりたいなーと思ったのでつけてたんですけど。手書きの文字で気持ちを伝えたり、その日あったことを綴ったり、素敵なことだなと思うんですね。なので・・・ぜひ今年から、皆さんの手で交換日記をはやらせてください!お願いします! 女の子同士、男の子同士でもいいので! (大ブーイングが発生(笑)) 私、女の子同士でやったことありますよ? チャットもいいんですが交換日記もぜひよろしく!

 夏の思い出といえばもう一つ。私は高校野球好きなんですね。今年はリハーサルの間にも「熱闘甲子園」をチェックチェック! 私の出身地であります北海道代表の駒大苫小牧高校が優勝しました! 2年連続、快挙だそうですよ! ・・・ちょっとですね、ゴタゴタがあっちゃって、最後盛り上がらなかったんですけど(笑)。
 選手のみんなからパワーをいただきました。人が頑張ってる姿ってすごくいいなぁって思うんですよ。私には何が出来るかなと考えたときに、私には歌しかないので・・・がんばって今日は熱く歌いたいと思います!! みんなも熱くなってね! 熱くなる準備ができたかな? この曲で盛り上がっていこう!

1・2・3・4!



09.We survive

 戯画曲キタ━━゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜━━ ッ ! ! ! いやでも実は、意外に中だるみの激しい曲だったり(笑)。しかし上手いこと考えるもんです、曲の中盤、盛り下がる前に・・・



00.ハリー、ドラムソロ

 曲の途中から・・・うはっ! 冬に続いて、ハリーのソロですよ!!! もうね、最高としか。あれで盛り上がれないヤツはライブ来るな(笑)。

 そして、4本のチェーン(ワイヤー)によってだんだんとドラムセットのステージ台ごと吊り上げられていく!! 宙吊りで、しかも途中から30゜ぐらいの前傾にまでなる始末。そんな状況で・・・5分近く叩き続けるハリー・・・ダメだ、惚れた、スゲェよ。ライブ全体を見ても、最高極まる演出でした!(正直一番燃えた)

 大歓声の後、セットが元に戻る間、メンバーが音出しつつ盛り上げつつ戻る。そして・・・



10.Suppuration -core-

 『flow out oozy suppuration... I can't get out inundation...』
 来たよ、問題作が!(笑) この位置のこの曲が来られると、体力無いヤツは死ぬね。いやマジで。おなじみと言えるイントロ。スモーク出まくりのステージにダンサー2人と・・・シルバーメタリックミニスカ衣装のKOTOKOさん!!!!! 表現古いが、ピンクレディーを彷彿とさせるような(笑)。しかし可愛い。あれはダメだ。卑怯だ。反則だ。萌え死ぬ。記憶が飛ぶ。これはもう兵器だね、まったく。

 会場中の盛り上がりが一気にピークまで上がってしまい、この後が・・・



(MC)

 どうもありがとう! 最高みんな! あついね! まだまだ元気あるよね? じゃあ後半戦盛り上がっていくよ!
 私の大好きな曲、聴いてください!



11.ささくれ

 ライブでここまで盛り上がる曲だとは・・・。何ていうか、一般常識で言うところの「普通に恐ろしく盛り上がる」という、もう表現しようが無いごくごくいたってノーマルなハード(意味不明すぎ)。血圧も脈拍も高いところで一定になってしまった感じ。凄い! だって俺、この曲だけまったく記憶にないもの。後で思い出して・・・あれ?ここの曲って何歌ったんだっけ?という状況。何度も言うが、凄い。



12.Re-sublimity

 KOTOKOさんは俺らを間違いなく燃え(萌え)殺そうとしているっ!! 酸素足りねぇ、水足りねぇ、元気と勢いだけで乗り切る状況。もはやジャンプがジャンプじゃ・・・それは嘘。クレーンカメラなんざ知らねぇ!バリの飛び跳ねよう。はっきりいって俺邪魔しまくりだった・・・。申し訳ないけど、あれはもう身体が勝手に動いてるんで、容赦してください。



(MC)

 最高だよみんな! もっともっと盛り上がっていこうね!
 まだまだ、まだまだだよ!



13.Princess Brave!

 真打登場!!!!! 俺待望。これがライブで聴けただけでもう4800円の価値は十分ある! しかもこの位置! 飛んだ飛んだ跳ねた跳ねた飛んだ跳ねた!!! 多分会場全体には浸透していない曲でしょうが、俺内部のみの結果だけで最強に盛り上がった! 今回ので一番聞いてる曲だし。あの会場で、この曲で後悔してる人はゼッタイたくさんいるはず。今からでも遅くない、聴いて聴いて聴きまくって、歌に感動しろ、詞に感動しろ、曲に感動しろ!! そして思い出せ、あの場にいた幸運を!



「みんなありがとう! 最後の曲だよ! 覚えてていいよ!!!」



14.覚えてていいよ

 イントロから主メロに入る瞬間、ステージ両脇から銀色テープのクラッカー砲が発射!! ステージや前列に広がるテープ!!! クレーンカメラにも何枚も引っかかり、それをあわてて取るスタッフ。そんなのが気にならないぐらいの熱狂!  俺は舞い降りてきたテープを10枚ぐらい拾って、握り締めて振りまくり、飛びまくり!!
 そしてKOTOKOさん、ステージ左右の花道部分までやってきて歌う! 必然的に俺の席のすぐそば、約1.5mぐらいまで近づいてる〜!?!? すげー! 周りがとまどい、照れまくりな中、俺はそんな動揺などしない! ただただ煽って煽って盛り上げて飛びまくり! 最高すぎるよコレ!!!
 KOTOKOさんステージ中央に戻り、客席に向かってマイクを向ける! このテンションで歌詞なんて出てこねーよ!(笑) でも客側適当に歌いまくり! 
 ・・・あっという間に最後のジャンプ! 大歓声大歓声!!





 メンバーが舞台袖に消え・・・一瞬の余韻の後、アンコールの大合唱!! 俺は指揮を執る勢いで叫びまくりですよ。(念のため、指揮を執なんてでしゃばるつもりはないけど、誰かがやらなきゃいけないことなら俺はいつでもやりますよ!) まあそれはいつもですが(笑)。しかしすぐ後方にいらっしゃった方が途中から大声で参戦。それがまたリズムに合ってない・・・(;´Д`) ようするに「早すぎ」なんですよ。アンコールはテンポが速すぎると、会場内グチャグチャになり、リセットかける羽目になるので・・・頼むから合せようよ。おかげでペース崩されて、途中で声が出なくなりかけたぞ! ちくしょう!


 で、ちょうど酸欠になりかけたところで・・・メンバー再登場! 最後ヤケだったよ俺(笑)



▼アンコール

 KOTOKOさん、軽装にヘッドセットで登場!

(MC)

 ごめんなさーい。みんなどうもありがとうございます! 東京のみんな最高!
 9月になってね、もう秋きちゃったかなと思ったんだけど、みんなのおかげでもう一回夏を楽しめました!

 I Love Tokyo!って感じなんですけど、もうちょっと騒いじゃおうかな?

 恒例のメンバー紹介をしたいとおもいます。



 リーダー、シンセサイザーでKATSU KYOICHI!

 「みんなもりあがってるか! きょうで最後だぞ!!」(いつにないハイテンションだリーダー(笑))

 販促ツアーの大阪公演で、すっかり「セクシー」とのニックネームがついちゃいましたけど (ここでブーイング(笑))
 今日は爽やかな感じ、夏だから? 「クールビズ」?

 
 そして・・・かっこいいドラムをみせてくれました、ドラムス、ハリー吉田!! (個別のハリーコールが、あちこちから!)

 「みんな最高だぜ〜!! 盛り上がってるかーっ!!!」

 かっこよかったでしょ? リハのとき初めて今回、最後ゆっくりみせてもらったんですけど・・・もうヤバいですよハリーさん!
 しびれまくりでした! そのへんで見たんだよね、ちょこんと座って(とステージ中央ちょい左の位置を指差し)
 もっと、お客さんのほうに座って見たかったんですよね・・・もいっかいお願いします!
 
 今日撮影入ってますけど、何かの機会でもう一回見れるといいですね♪ (このときのKOTOKOさんの口調で、DVD化決定の確信を得たんですが)


 そしておまちかね! ベース、YOKOTA AKIRA! (間髪入れずに巻き起こる「からあげ」コール!!)

 「ヒューッ! きもちいい! だんだん気持ちよくなってきたよ!
  東京元気? イエー! イエー! イエ〜ェ〜! イエ〜ェ〜ェ〜ェ〜エ! きもちいい最高ありがとう!」

 はい、さいこうだねからあげ君!


 そして・・・ギター、OZAKI TAKESHI!

 「からあげ君の後で、しゃべりづらいんだけど(笑) 最後までよろしくね!!!」

 (お約束で「はだか」コールが巻き起こる!)

 ごめんね、見たいのはやまやまなんだけどね。「ホント、腹ヤバいの」
 このツアーで、大阪・名古屋グルメツアーだったので、すっかり出ちゃったね。私もだけど。
 いつかみなさんの前に戻ってくるときに、スリムに、使用前使用後みたいな。
 「来年は脱ぐから!」
 約束しちゃったね(笑)


 そして・・・新メンバーです! KATO KATSUYA!

 (間髪入れずに「カツラ」コール巻き起こり!)

 今日初めて来た人はわかんないと思うけど、一番最初、大阪でしたっけ? しょっぱなから「KATO KATSURA!」と言っちゃったんですよ。ホントはカツラでもなんでもないのに・・・。そして昨日は「素敵なお姉さん」と言ってしまいまして。
 なんかねー、言いたくなっちゃうの。だってイケメンなんだもん! イケメンだから、ついつい苛めたくなっちゃうですけど(ぉぃぉぃ
 イベントライブツアーの元舞台監督をやってくださってた方です。
 舞台監督というのはですね・・・みんな知ってる?
 ライブというのはたくさんのかたの(以下略 すまん聞き取る気が(笑))
 「今、客席から65点という声が」加藤さん的には?「えっ、100点満点」ありがとうございます!

 ところでみんな、選挙行った? 私も不在者投票してきました!
 加藤さんさっき楽屋で熱く語ってたらしいんですけども・・・マイクがどっかいっちゃった(加藤さんすでにマイクを手放してしまってた)
 「今回は特にちゃんと行って、自分の考えで・・・」
 熱いオトコなんですよ! お酒飲んで語り出したらたいへんですよ! 今日あたり飲みそうですね。「今日はヤバいですね」打ち上げ会場で加藤さんの隣にだけはならないようにしようかな?(さっきイケメン言ってたのに・・・可哀相(笑))


 そして、このオトコ舞台のところに綺麗に花を添えてくれています。ダンサー、TAE&NANA!(スーツ&ヒールで登場)

 素敵な衣装で、惚れ惚れしちゃいますけど・・・触りたい♪(そういって2人に触る) いい匂いがします!
 (TAEさんへ)前回と違って、ダンスが増えてるんですけど。「こんな格好で踊ると思っていなかったので・・・」
 いいでしょ? 
 (NANAさんへ)NANAちゃんちょっと露出が少ないんですけど(笑)。同郷出身ということで話が合うんですけど。
 ため息クローバーでかなり頑張って踊ってたんですけど、いかがでした?
 みなさんに3日間特訓してもらって、頑張りました。
 駒大苫小牧の試合があって、NANAさんが見ると負けるんだって。だからメールでひたすら情報を・・・。「案の定、勝ちました♪」
 みっちり練習させていただいたおかげで、私も少し成長させていただきました!
 次踊るときは・・・ヘッドセットで、ジャネットばりにいきますか!(盛り上がる会場。ホントにジャネット・ジャクソンを知っているのかお前ら?(笑))
 ・・・あ〜あ〜、削除削除。Deleteキー! ヘッドセットまではいかなくても、もうちょっとがんばって上達したいとおもいます。


 さっきからベラベラしゃべっておりますが、ヴォーカルはKOTOKOです!!



 さ、そろそろね、みんなで盛り上がっていきたいよね! ウズウズしてますよ私も! こんなセクシーな格好してもらったからには、こんな曲で盛り上がりたいと思います!



15.ねぇ…、しようよ!

 「えっちな目つきはバッテンバッテン!」ですよ!!!(何) 所謂電波曲の中では屈指の完成度を誇るこの曲、ライブで聴ける日が来るとは・・・(笑)。ギター両名に絡みつくようなダンサーのエロさにやられた〜っ! すげ、DVDが楽しみになってきた(それは違う楽しみです)。



(MC)

 「姉、ちゃんとしようよ」というゲームの・・・ちゃ・・・え〜と、(カミカミですKOTOKOさん) 主題歌でした!

 お姉ちゃんと弟が恋をする、というゲームの主題歌ですが・・・(言葉につまるKOTOKOさん。場内大爆笑)
 私は今のとおり、お姉ちゃんなんですよ。あまりしっかりしてないのでお姉ちゃんに見られないんですけど、こう見えても・・・
 (「お姉ちゃん萌え〜」という突っ込みが入る(笑))
 実際のお姉ちゃんは萌えじゃないと思うけどね(笑)。
 私、弟いるんですけど、ウザイと思ってると思います(笑)。実際の弟を思い浮かべても、なかなか上手く詞が書けなくて。私、野球少年が大好きなんで、そんな弟がいたらいいな〜なんて思って、詞を書いたわけですよ! そしたらねー、メーカーさんから「すいません、今回のゲームは野球関係ないんですけど」(笑) 跡形もなく書き直しました。


 まだまだ私、騒ぎ足りないです。なんか・・・手持ち無沙汰だな〜(笑)。武器カモ〜ン!!

 (CO2銃+ボンベ持ち人(シュノーケルに水着で、ボンベ背負って)登場)

 これやんないと、調子出ないよね♪ 元気水ならぬ元気大砲が欲しい人!!

 (会場前列に吹き付ける)

 2F? いくぜ〜!  ・・・あんまり届かないよね? 2Fまで届くの開発して誰か。そしたらゼッタイ打つから!

 届かないみたいなので、私が振りまきにいきます! みんな盛り上がってね! Short Circuit!!



16.Short Circuit

 曲の開始と同時に、ステージから超巨大な(直径2mぐらい)風船が何個も投げ込まれる。さらに・・・KOTOKOさんがいねぇ!? どこだどこだ・・・と探してると・・・1F客席の間からCO2が吹き上がってる! 何!? 客席の間をホントに通ってきてるのか!?!?
 そしたら何と何と! 俺のそばの通路を通ってくるじゃないですか! しかし前述のとおり、私のそばは通路というより「クレーン基部設定位置」ですので、非常に通り難いのです! 結果・・・俺から30cmぐらいしか離れてないところにKOTOKOさんがちょっと足止め状態で。・・・死ぬ、俺は萌え死ぬ(笑)。ああ、こんなに近くでKOTOKOさんが歌ってるよ・・・俺、今年の運どころか人生の運をほとんど使い果たしたのか?
 その後ステージに戻り、また花道に来てくれるKOTOKOさん。ぐあーーっ!!!! 至福。至福過ぎ。
 曲自体が盛り上がるはずなのに、俺の中では違う次元で盛り上がってしまいました。何て日だ・・・。

 恒例のジャンプで締め、再び舞台袖に消えるメンバー・・・


 「もう一回」コールが巻き起こる! 直後に風船一個割れてビビる人が(笑)。そして・・・いつの間にか「KOTOKO」コールに変わって、さらにまた「もう一回」コールに戻る。どうやら某所で「KOTOKO」コールにしようという声があったらしい。2大勢力が争う、まるで選挙の(以下略)




▼Wアンコール


 ツアーTシャツでKOTOKOさん再々登場!!! 「ありがとう〜!」


 ホントに、2回もアンコールしてくれてどうもありがとう!
 みんなも最高!
 みんなよく見えますよ? 2F! 1F後ろ元気? そして前! すごい! いっぱいパワーをもらいました!

 こうやって再びここに戻ってこれて、よかったです。まさか東京で2日も出来るなんて思ってませんでした。みんなのおかげです!
 今日はファイナルということで、一曲多めに・・・

 この会場には、こんなにこんなに幸せが溢れています。でも今日は9月11日、何の日かわかりますか? 悲しいことが起こってしまった日ですね。4年前、たくさんの人がなくなってしまいました。・・・なにがあっても暴力に訴えるというのは私はよくないと思います。二度とあんな悲しいことが起こってほしくないなと思います。そして・・・なんとか、歌ということで世界に幸せが広がるといいなと私は思っています。
(拍手、拍手が巻き起こる)
 そんな気持ちを込めた曲をやりたいと思います。「地に還る」



17.地に還る(オリジナルヴァージョン)

 実はほとんどステージ見てなかったです。目を閉じて、聴くことだけに専念した一曲。そして、ひょっとしたら・・・今回一番、ステージも観客も「ひとつ」になれた瞬間だったのではないでしょうか? 終わったとき、一番拍手が長く続いた曲でした。



(MC)

 ありがとうございます! ホントにみんなのあったかい気持ちがここまで届きました!

 今日でライブツアー、一区切り、最後なわけですけども、この先にも私にはイベントごとがたくさん待っています!

 ます一つ目! 10月13日にシングルが出ます!
 アルバム「硝子の靡風」から「421-a will-」という曲がシングルカットになります!
 まだどこにも情報が出ていないと思いますけれども・・・B面の曲は・・・いい曲ですよ?
 タイトル言っちゃおうかな? 「秋爽」(しゅうそう)という曲です!
 作曲は・・・さっきもかっこいい曲いっぱい歌いましたけども、その中でも盛り上がった「We survive」とか・・・C.G mixさん!
 アップテンポな中にも秋の切ない気持ちが入った曲に仕上がりましたので、ぜひ聴いてください!
 初回限定盤にはまたしてもPV、それからドワンゴさんのCMを撮ったときのメイキングを。ぜひそちらのほうも。

 その後、すぐに・・・I'veの仲間みんなでやります、武道館ライブ!
 ホントに夢だった、仲間みんなでの武道館ライブがついに実現になりました!!
 この舞台にもお世話になる方がいらっしゃると思います。I'veの面々、力を合せて準備中で、これから練習に入るかんじになっておりますので、よかったら楽しみにしておいてください!

 それから、もうひとつ、大事なお知らせがあります! 12月30日、ファンクラブイベントを開催します!!!
 (大歓声)
 去年、暴れに暴れましたSTUDIO COASTにて、この年末も暴れたいと思います! よかったらみんな遊びに来てください!


 ・・・そんなわけで、東京で、年内に来ることになったので・・・ファンクラブじゃない方はぜひ!今なら間に合います!(笑)
 HPのほうで、そのイベントについてこれから詳しく告知していこうと思いますけど、ちょっとファンクラブならではのこともやっていきたいなと思っています。みなさんのほうからも、こんなことしてほしいとか、こんな曲やってほしいとか、リクエストも受け付けたいと思いますので。


 そんなわけで、うれしいお知らせ3つしましたけど・・・ホントにいろんなことさせていただいて、ドンドン前進させてもらってます。ホントに私は世界一の幸せ者だと思います。このライブひとつ取ってみても、ホントにたくさんの人が関わってくれてます。スタイリストさんやメイクさん、女性スタッフでみんな仲良く、楽屋ではもううるさいくらいなんですけど(笑)。それから、バンドメンバーも仲がよくて、息もぴったり! ホントに安心して、大船に乗った気分でいます。ダンサーのナナちゃんもタエちゃんも、楽しい女の子たちで、いつも会うとワクワクさせられます。ほかにも紹介しきれないんですけど、最高のスタッフに囲まれて、ここまでステージをつくることができました。この場を借りてお礼を言いたいと思います。どうもありがとう!
 ・・・地元にはI'veという仲間が待ってます。それに、地元の、いつもささえてくれる友達とか、親戚とか、いっぱいいっぱい応援してくれてうれしいです。その北海道を離れても、こうやってみんなが来てくれてホントにうれしいです!ありがとうございます!(すでに涙声)

(俺、泣いた。すまん。弱いんだよ。「がんばれ」コール出すのがやっと)

 いつ来ても、みんなホントに暖かい声でむかえてくれて・・・まだまだライブパフォーマンスまだまだ成長過程で、MCでもつっかえてばっかりですけども(泣き笑いKOTOKOさん、すみません、ホントすみません、萌え過ぎです)・・・ありがとうございます。これからも、もっともっといろんなKOTOKOを見てもらえるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします!


 ・・・いくらありがとうといっても、足りないくらい感謝の気持ちでいっぱいになってます。そんなきもちをアルバムの中の一曲に託しました! 最後にこの曲を聴いてください! 「421-a will-」!



18.421-a will-

 ラスト。客席ほぼ全員、左右に振る腕が波のように・・・。




この夏最高の思い出になりました!どうもありがとう!!

6月からずっといっしょにがんばってくれました・・・(といってメンバー全員手を繋いでカーテンコール)

メンバーに拍手!!!



ハリー、スティック投げ入れ、ピックも投げ入れ。

「私からの愛です!」といって、リストバンドを左右中央それぞれに一個ずつ投げ入れる。


大拍手の中を、舞台袖に消えるKOTOKOさん・・・・・・







▼閉演後

 相変わらず、三三七拍子(笑)。すべてを使い果たしたかのようにガックリとソファに崩れ落ちる俺・・・。




 とりあえず水飲んで、Tシャツ着替えて、これ以上居ても迷惑になるだけなので退場。さっさと最寄の新宿御苑駅で丸の内線で帰・・・か・・・買ったモノ忘れた〜っ!?!?!? ポケットの中には無常にも、コインロッカーの鍵が・・・。ううっ。

 ・・・しかたないので、無理やり会場までダッシュ。正直、俺すげぇ。どこにこんな体力が?(それは物欲という名の気力です)
 閉まりかけの会場に突撃、撤収作業中のスタッフに「すみませ〜ん(;´Д`)」と謝りつつ、ブツを回収。受付のおねーちゃんに苦笑いで「ありがとうございましたー」と言われて、崩れかれる俺。
 またとぼとぼと駅まで戻り、電車の中で一言レポをメールし、無事自宅到着。真っ先にゲットしたポスターを広げ、さらに2公演分も並べ、悦に浸る(ぉ)。簡易レポを上げ、次の日仕事だし・・・寝ました。



・・・・・・アタマが沸騰してるかのようで、全然寝られませんでした。翌日、仕事にならなかったのは言うまでもありません(笑)。








▼ライブ総評

 あくまで個人的に。東京初日より、昨年冬のライブより圧倒的におもしろかった! 席の位置が結果的に幸運だったということもあり、過去最高の近さでKOTOKOさんを見られたのが一点。観客に「今日はやるぞ!」という意気込みがあったのが一点。ステージ側にサプライズ(撮影、演出等)があったのが一点。そして何より、最終公演だというのがさらに一点! あそこまでやったらDVDにしないと、普通はセールスの面でもおかしいと思うので、たぶんDVD化は間違いない。(外れたらすみません) とにかくこの調子で、今年突っ走っちゃってください!!!




▼名古屋公演&東京公演初日との違い

 すみませんが、ざっと簡単に(後で時間があれば追加修正します)。

 ・最終公演はMCが短かった。たぶんですが、1曲プラスしたため、もともとそういうことだったのではないかと。
 ・名古屋公演はステージが近かった。1列目から座席があり、それでも、でした。会場的にはコンパクトで、ステージセットも収まりが良く、名古屋は非常に良かったのではないかと。
 ・青いドレスの説明が、最終公演では無かった。スターウォーズEP3からのオマージュという話。
 ・シルバーメタリックミニスカ衣装の説明も、最終公演では無かった。SFチックに。レースクイーンではないらしい(笑)。バイオハザードとかスターシップ・トルゥーパーズなどの女戦士をイメージ。
 ・高校野球の話。大阪では・・・ちょうど「例」の事件でもめていた頃で、素直によろこんで報告していいのか微妙だったらしい。ちなみに、名古屋でも東京初日でも「駒大苫小牧」をカミカミなKOTOKOさん。名古屋ではよりにもよってまるっきり別の名が出てきた(笑)。どうやらかなり気をつけてたのが、東京最終では一瞬間を空けてまで慎重に話してました。
 ・「覚えてていいよ」でのテープ吹雪、あれは最終公演だけ。
 ・リストバンドを最後に投げ入れるのは一緒。ぶつかると跳ねるので、最初投げ入れた位置よりもずっと前の人がキャッチすることが多かったみたい。しかし東京初日、左側に投げ入れたのは・・・席まで届かず、最前列の人にぶつかってトラ線よりも前に(笑)。
 ・東京最終以外は、一曲目イントロまでスタンディング状態ではなかった。
 




▼最後に

 相変わらず楽しい時間を過ごさせていただき、関係者の皆様には感謝、感謝です。次は武道館! あのハコは・・・ものすげえ心配ですが、期待しておきます。がんばれKOTOKOさん! 俺も応援、死ぬほど頑張りますから!