Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

魂の癒し。

 つーわけで、俺は帰省すると必ず行く小料理屋があります。特に格別有名でもないんですが、俺的にはもはや「帰省」とはその店に行くことと等しいので(笑)。気心の知れた仲間と、気心の知れた飲み屋って組み合わせは至高の幸せを醸し出してくれるものです。

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 今回はイレギュラーに伺ったので、正直心配すぐる(笑)。席すら無いんじゃないかと思いましたが、無事カウンター席をゲット。女将さんがビックリしてました。そりゃそうだ、ここ何年も、予約無しで来たことねぇよ(笑)。

 基本俺はビール党なんですが、この店ではせいぜい1、2杯だけ。すぐに日本酒に移ります。大雑把な料理が存在しない・・・お通しからして繊細で美味い出汁の山菜おひたしとかだから、ビールは喉を潤すだけでお役ご免なんですよ。
 そして基本、俺はこの店では酒は女将さん任せ。いつも「お酒を、何か」という注文。こんな頼み方ができるのはこの店だけだし、それだけのモノを出してくれるという、ガチな戦いと信頼感。これぞ行きつけだよなぁ。いまだに酒の値段を知らねぇよ(笑)。

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 そして、その酒に負けず劣らずの、絶品な料理!!! この「雲丹と煮卵」は衝撃! なんじゃあのハーモニーは!?!? ぶっちゃけこれだけで酒が何杯でもいける。

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 銘柄も何も、全然知らないブツがどんどん出てくるのがこの店。酒に関しては女将さんが仕入れから全て管理してるので、完全にお任せ。味ももちろんですが、いつもエチケット(ラベル)でも楽しませて貰ってます。

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 傍若無人に注文してるわけではないんですが、いつもカオスになります(笑)。季節毎にメニューは全然変わるんで、美味そうなのはその時に頼まないと後の祭りになるという焦燥感は確かにある(笑)。

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 ラストオーダーも閉店時間もとうに過ぎている状況で、「じゃ、〆にデザートを」とか頼む俺らに出されたブツはコレ。・・・どうみても酒ですありがとうございました。デザートワインとかじゃねぇよ? ガチの辛口ですが?(笑)


 めいっぱい飲みつつ食べつつ、決して安くはないけれど・・・この至福の数時間に払うお金としては高くない! 大満足。こういう店がこっちにもあればなぁ・・・。つくづくそう思います。