Cat's Brand ~ライブorアルコール~

ライブと酒とその他日常ネタです。

FF12、とりあえずクリアしました。

 全然突き詰めたクリアではありませんでしたが、とりあえず感想を。

 う〜ん、やはり松野氏が途中で抜けた影響は計り知れなかった、と。シナリオの純度が低すぎて、とてもとても薄っぺらなものになってしまったのが残念。雰囲気はよかったのに。特に、ラストへ至る道程で、カタルシスが何ら感じられなかったのが痛い。まあそれは松野氏がいても微妙だったとは思いますが(;´Д`)
 そして、せっかくのグラフィックが世界を彩りきれなかったってのもあります。「世界」を表現するのに、緻密すぎる絵はかえって邪魔になる。観ることと感じることは別問題だということにいい加減気づけ。
 キャラは相変わらず、ヴァンは何のためにいるのか不明(笑)。他のキャラもストイックすぎて、世界観には合ってるかもしれませんが、人間くささを感じない。これは大きなマイナスですよ。ステータス面でも決定的なほどの違いはなく、誰が何を装備してもOK的なのは微妙すぎ。誰もパンネロに斧なんか持たせたくないっての(笑)。システムはまったくもって洗練されていない、無駄が多すぎてダメ。う〜ん、う〜ん。

 じゃあまったくダメだったのか?と言われると・・・うん、ダメだろうね。ロードとかそういうレスポンスの良さだけで何とか最後までプレイした感じ。そして、ネットゲーくさい部分はFFの面白い部分ではないから。個人的にはFFはついに終わった、という印象です。それぐらい最後の砦であったのですが。DSのFF3に期待するしかありませんね。それまでテイルズオブジアビス3周目をゆったりプレイします。